産後うつ病とは

出産後１か月以内（主に２週間以内）から症状が出始め、数週間で症状がピークになる中等度から重度のうつ状態で、マタニティブルーズ（出産直後から１週間頃までにみられることが多いネガティブな感情）とは違い、治療が必要な病気です。
症状としては、身体がだるく、いつも疲れているような気がする、気持ちよく眠れない、理由もない不安感やイライラ、憂うつな気分が続く、子どもに愛情がわかず、育児が思うようにできないなどがありますが、お母さん自身も周りの人も「産後うつ病」と気づかないことも多いのです。
「産後うつ病」は病気ですので、自分自身を責める必要は全くありませんし、専門医による早期診断と治療を受けて、あなたと家族の協力で乗り越えることが可能です。すべてを抱え込んで、自分だけで解決しようとしたり、育児も家事も完璧にこなそうと考えずに、周りの人に相談することも大事なことです。
気になる場合は、お近くの子育て世代包括支援センターや保健センターの保健師に相談することや、心療内科などの専門医を受診することをお勧めします。

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