妊娠初期、トイレで茶色の出血がありましたが大丈夫でしょうか
お答えします!
妊娠初期には切迫流産ではなくても性器出血のある方がいますが、念のため受診をお勧めします。まずはかかりつけの病院に電話で相談してください。出血がなくてもお腹の張りや痛みのある時には安静にしてかかりつけの病院を受診しましょう。夜中でも昼間でも休日でも病院に連絡してください。
妊娠がはっきりしないうちに風邪薬を飲んだけれど、大丈夫?
お答えします!
妊娠初期は赤ちゃんの体の器官が作られていく大事な時期で、薬の影響を受けやすい時期でもあります。薬の服用はできるだけ避けたほうがいいでしょう。すぐに問題があるとは考えにくいのですが、心配であれば医師・薬剤師に相談しましょう。妊娠中、授乳中は赤ちゃんに影響しますので、自己判断での服薬は避けたほうがいいでしょう。急な受診の場合でも必ず、妊娠中もしくは授乳中であることを告げて考慮していただきましょう。
ご自分で調べたいときには国立成育医療研究センター内に設置された妊娠と薬情報センターのHPに情報が載っていますし、メールで直接相談することもできます。
つわりがひどくてお水をはきます
お答えします!
妊娠初期のこの頃の赤ちゃんはまだ数㎝と小さく、つわりで栄養不足になることはまずありません。ですが、固形物を食べられず水分を飲めない状態となるとお母さんであるあなたの体調が心配です。脱水症状を起こすこともありますので、健診を待たずに受診しましょう。
2人目妊娠、しんどくて上の子どもにかかわってやれない
お答えします!
つわりと子育てでお母さんとしてはつらいところですね。お母さんの気分のいい時にお子さんと一緒に散歩に出かけると気分転換になるでしょう。時にはご主人やご家族にお子さんを見てもらって、ゆっくり休む事も大事です。今はご自分の体調を一番に考えましょう。誰かに話すことで気持ちが楽になることもあります。プレマネット相談、子育て世代地域包括支援センターなどに相談してみることもいいと思います。
上の子どもの赤ちゃん返りが心配
お答えします!
自分の下に子どもが生まれると上の子どもはつらい立場に追い込まれます。今まで自分を中心に世界が回っていたのに、何もかも後回しになり我慢を強いられます。これは上の子どもにとってはとてもきつい事です。心の中では「下の子に親を取られた」という感情があるのです。授乳中にだっこをせがんできたり、時には乱暴な行動をとったりします。忙しいお母さんとしてはこのような上の子どもの行動に戸惑いや怒りがこみ上げてくることがあるかもしれません。これらの子どもの行動は大好きなおかあさんを取り戻したくて必死でやっているということなのです。「本当は自分でやれるけど、ママにやってほしいんだよね」など子どもの気持ちを言葉で整理しながら伝え、子どもの要求を受け入れてあげましょう。「よく我慢できたね、ありがとう。」「助かった、ママ嬉しい」などできたことを認めて言葉で伝えましょう。ママに協力できたことで自己肯定感が育まれます。パパやご家族の協力を得ながら兄弟関係を育んでいきましょう。
切迫早産、仕事はどうしたらいいの?
お答えします!
切迫早産は早産になる危険性がある状態のことです。仕事を続けていいかどうかは医師に相談しましょう。一般的には安静が必要ですので、仕事は休むことになるでしょう。診断書を提出して休ませてもらいましょう。切迫早産の症状がなくても妊娠中は赤ちゃんの命を育んでいるため、できない、あるいは制限されることがたくさんあります。お酒はダメ、過度な運動はダメなどありますよね。今まで通りの仕事ができるわけではありません。「母子健康管理指導事項連絡カード」を利用すれば仕事の負担を軽くしてもらうことができます。母子健康手帳に載っていますが、厚生労働省ホームページからダウンロードすることもできます。仕事のことが気になるかと思いますが、無理をしないように大事になさってください。
妊娠中だけど、できれば太りたくない
お答えします!
ママの体重を増やさず、赤ちゃんだけを育てる方法は残念ながらありません。赤ちゃんは約1mmだった受精卵から約3kgの赤ちゃんになります。その赤ちゃんを守り育てるために、ママの体内ではそれまで以上に脂肪や血液、羊水などが必要になります。また赤ちゃんの成長に伴って血液や羊水などの量が増えていきますので、ママの体重が増えるのは自然なことなのです。妊娠中のダイエットは赤ちゃんの大きさにも影響しますし、低出生体重児で生まれた赤ちゃんは成人してから肥満、高血圧、糖尿病にかかりやすくなるという事が分かっています。赤ちゃんのために必要な体重増加もあると気持ちを切り替えましょう。
お産の場所をどこにしたらいいか迷っている
お答えします!
お産をする施設はあなたが出産して育児をスタートさせる大事な場所です。家族や友人から情報をもらったり、出産施設のことを調べたり、自分がどんなお産がしたいのかよく考えて選びましょう。自宅から近いといざという時に便利だったりします。総合病院、産婦人科専門病院、個人病院、分娩を扱う助産所(現在高知県にはない)などがあります。
かかりつけの病院を変えたいけれど変えてもいいの?
お答えします!
申し訳ないことと感じるお気持ちはわかりますが、これから出産まで長い期間をお付き合いする事になります。思い切って病院を変える方が、あなたと赤ちゃんにとってストレスの少ない妊娠生活となることでしょう。医師に直接言いにくい時には話しやすいスタッフに相談してください。遠慮はいりません。勇気を出して声をかけてくださいね。
里帰り出産をしようと思っています
お答えします!
里帰り出産の場合は、かかりつけの病産院を途中で変わることになりますので、妊娠初期のうちに里帰り先の出産施設を探して予約しておきましょう。転院の時期、紹介状を書いてもらうなど手続きもありますので、早めに主治医に相談しましょう。
ストレスが溜まって暴飲暴食がやめられない
お答えします!
今のところ健診では異常がないと言われているようでよかったです。今の生活を何とかしようと気が付いていますのでできる所から始めていきましょう。食事は基本的に朝、昼、夕の3食としましょう。主食はできたらごはんに、肉や魚などタンパク質のおかず、サラダや野菜炒めなど野菜のおかずとバランスよく食べましょう。間食がいけないわけではありません。スナック菓子はノンフライのもの、アイスはカロリーの低いものに変えてみましょう。自分でどうにもできないという事であれば、健診の時を利用して助産師に相談しましょう。子育て世代包括支援センターでも相談に乗ってくれます。遠慮せずに相談してみて下さい、力になってくれます。
気持ちが落ち込んでどうしたらいいか分かりません
お答えします!
妊娠するとホルモンが大きく変化します。このホルモンの影響で妊婦さんは大なり小なりイライラしたり、気分が沈んだりしやすいのです。自分一人で悩まないで、家族や友人に話すことで気持ちが楽になることもありますし、かかりつけの医師・助産師または子育て世代包括支援センター、精神保健福祉センターに相談してみましょう。具体的なアドバイスがもらえます。頑張りすぎないことも大事なことです。健診を待たずに医師に相談なさることをお勧めします。
出生前診断
お答えします!
高齢出産ということで、いろいろのことが心配になっているのですね。出生前診断を受けたいと希望されているのであれば、病院に電話をして出生前診断を受けたいと考えているので話を聞きたいと伝えて予約を入れてもらい説明を聞くとよいでしょう。迷っていると週数が進みますので遠慮しないで連絡を入れてくださいね。
お産が不安です
お答えします!
前回のお産の経験を思い出すと不安になりますよね。ただお産の進み具合は赤ちゃんの大きさ、産道の状態、陣痛の強さ・頻度、お母さんの体調によっても違ってきますので、今回のお産が前回のお産と同じようになるとは限りません。健診で問題がなければ、歩く、スクワットをする、四つん這いで拭き掃除をするなど今からお産に備えた体作りをしていきましょう。そして一番大事なこと、それはあなた自身がリラックスできることなのです。座っても横になっても構いませんので、1日1~2回深呼吸しながら体の力を抜いて心と体をリラックスさせましょう。お産に対する不安は病院のスタッフに相談しておくとよいですね。力になってくれます。両親学級や妊婦教室に参加するのも1つの方法です。
そろそろ出産の準備をと思っていますが、どんなものを用意したらいいですか
お答えします!
入院や出産に必要なものはいろいろありますが、必要そうで必要でないものもありますし、お産をする施設によっても必要なものが違ってきますので確認をしてください。出産前後と育児のスタートに必要と思われるものを取り上げてみましたので、参考にして下さい。
出産前後と育児のスタートに必要と思われるモノいろいろ
悪露(オロ)がまだ止まりません
お答えします!
赤ちゃんを包んでいた卵膜や胎盤が剥がれたあと、傷ついた子宮内壁から分泌される浸出液や溜まっていた血液が悪露として出てきます。体を動かしたり、授乳をすることで子宮が収縮して一時的に増えることはあります。ただ、徐々に色も薄くなり量も減って1ヶ月健診のころまでにはほとんど無くなります。いつまでも続く原因には、胎盤や卵膜の一部が子宮の中に残っていることが一番に考えられます。血の塊が何度も出たり、鮮やかな色の赤い出血が続いたり、お腹の痛みがあり強くなるようなら、健診を待たずに出産した産科病院を受診してください。
お産後、気持ちが落ち込んでしまいます
お答えします!
気持ちが落ち込みながら赤ちゃんのお世話をするのはとても辛いですね。産後数日間はホルモンバランスの変化で気分が落ち込むことがあります(マタニティブルーズ)。気持ちを溜め込まないようご主人などご家族にも辛い状況を伝えて、家事や育児など任せて休んでみましょう。2週間以上様子をみても変わらないようであれば、お産された病院や子育て世代包括支援センターにご相談ください。市町村の産後ケア事業を活用して家族以外の協力を得ることもおすすめします。
新型コロナワクチン接種を受けようか迷っている
お答えします!
授乳中のワクチン接種については悩むところですよね。ワクチン接種は強制ではなくご自分でメリット・デメリットを考慮して選択する自由があることを知っておいてください。厚生労働省は妊産婦、授乳中の方へのワクチン接種を推奨しています。赤ちゃんを感染から守るために大人が接種するメリットがあるといわれています。かかりつけ医に相談するほか厚生労働省のサイトを参照してください。
お産後、痔と便秘でつらい
お答えします!
妊娠中は、大きくなった子宮に圧迫されて骨盤内の血行が悪くなり痔が出来やすくなります。またお産や排便時のいきみで増大することもあります。冷えに気をつけ血行をよくしながら治していくことと、水分や食物繊維をしっかり摂って便秘を改善していくことが大事です。赤ちゃんのお世話で忙しいとは思いますが、便意を我慢しないことも大事です。坐薬や軟膏、整腸剤や緩下剤などで軽減できることもあります。出血や痛みが続くようでしたら外科や肛門科に相談しましょう。
産後うつ?
お答えします!
ご自身のことをよく観察しておいでます。そして、そんなお気持ちをよく打ち明けてくださいました。気持ちがすっきりしない、もやもやするのはつらいですよね。できるだけ早く受診しましょう。心療内科や精神科受診に抵抗があるようなら出産した病院を受診して紹介してもらうとよいでしょう。
おしっこが漏れることがある
お答えします!
お産の時の影響で骨盤底筋群へ負担がかかり、排尿のトラブルがおこる場合があります。産後の回復にともなって軽減していく場合もありますが、体を冷やさないように気を付けて下さい。その上で骨盤底筋体操に取り組んだり、普段の生活でも重い物を持つなど腹圧をかけないようにしたり、肛門と下腹を引き締めながら姿勢をまっすぐに保つことなどに気をつけることが大切です。それでも気になるようでしたら産婦人科、泌尿器科受診をお勧めします。
夫にイライラする
お答えします!
イライラは産後のホルモンの変化から起こっていることもあります。育児や家事に完璧を求めず、家族に助けてもらうなどして休息を取れる方法を考えましょう。そして、ご主人には産後の自分の状況を伝えて、やって欲しいこと、やって欲しくないことなど具体的に話してみましょう。妊娠中から赤ちゃんの存在を実感できるお母さんは自然と母性が芽生えやすいです。一方お父さんは赤ちゃんを小さく壊れそうな存在として、まず戸惑いや不安の気持ちからのスタートです。何とかしてあげたいけれどどうしたらいいか分からないことも多いのです。こんな風にしてくれたらうれしいなど一緒に取り組みながらご自分の母性も、お父さんの父性も育てていきましょう。
骨盤のゆがみが気になります
お答えします!
妊娠中はお産をスムーズにするために骨盤や靭帯を緩めるためのホルモンが分泌しています。少なくとも1ヶ月健診のころまでは長時間の外出は避けて、重い物をもったりせず、できるだけ横になって過ごすことで、緩んだり、開いたり、傷ついた骨盤や靭帯、骨盤底筋がゆっくり元に戻っていきます。ホルモンの影響がなくなる3~6ヶ月くらいまでは意識して抱っこや足組み、荷物持ちなど同じ側ばかりでしないように、赤ちゃんとお母さんの寝る側も固定せず骨盤の歪みが定着しないようにしましょう。産後早期から取り組める産褥体操は、医師に相談のうえ徐々に始めましょう。産後ケアや骨盤矯正をうたっている骨盤ベルトや整体・整骨院などもありますが、まずは普段の生活のなかで正しい姿勢を心がけつつ上手に活用したいものですね。
上の子の赤ちゃん返りに振り回される
お答えします!
下の子のひっきりなしの授乳など育児で大変ななか、上の子の赤ちゃん返りに対応するのは辛い時がありますね。イヤイヤ期など、それぞれの成長期にありながらこれからずっとお兄ちゃん、お姉ちゃんですね。長い妊娠時期、出産での留守、産褥期でお母さんが無理のできない時期…などたくさん我慢してくれましたね。ご主人や家族に助けてもらいながら、時には下の子の育児に専念させてもらい、時には下の子を見てもらいつつ上の子としっかり関われる時間をもつなど工夫してみましょう。また、地域の子育て支援センターではたくさんのオモチャや保育士さんたちと遊んだり、ゆっくり過ごしたりしてお母さんも上のお子さんも息抜きすることもできると思いますのでご活用ください。
早くもとの体重に戻したい
お答えします!
妊娠中は赤ちゃん、羊水、胎盤以外にも、出産や産後に備えて、血液や脂肪などが増えます。お産後は、赤ちゃんへの授乳やお世話で思った以上に体力が奪われるのと、お産の負担から体を戻す時期でもあるため、まずは栄養と休息に心がけてください。2~3ヶ月してくると赤ちゃんのいる生活リズムにも慣れ、からだも元に戻ってくる時期ですので、体調をみながら少しずつ運動を始めてみましょう。まずは産後早期から始められる産褥体操をおすすめします。産褥体操は産後の体に負担をかけずに体調の回復を促します。産褥体操で運動する習慣を身につけるとスムーズに産後ダイエットに繋げられるでしょう。母乳をあげている場合はそれだけで500kcal消費しますので、単にカロリー制限するのではなく和食を中心とした食事(自然と高たんぱく・低カロリーにつながります)を意識すること、食事回数(少ない量を多い回数で)、間食の見直し(お菓子ではなくお芋やおしゃぶり昆布など)など取り組んでみてください。授乳で自然に戻している方もおいでますよ。
セックスの時に出血がある
お答えします!
出産後の痛み、出血はつらいですね。早めに産婦人科を受診しましょう。お産した病院でもそれ以外の病院でも構いません。話を聞いてもらって、きちんと診察して頂き早く楽になって下さい。ご主人にも協力して頂きましょう。
出産後の生理のあと出血が続く
お答えします!
不正出血は心配になりますね。生理周期よりも早い出血は無排卵性月経の可能性もあります。睡眠不足などのストレスでホルモンバランスが乱れて不順になることもあります。産後は生理不順になることはよくあることと言われていますが、しばらく様子を見ても出血が続く場合は受診をお勧めします。月経周期をつけておくと受診時に役立ちます。
完全母乳ですが、避妊は必要ですか
お答えします!
出産後の排卵再開は出産後初めての生理より先に起こる場合もあり、生理がないから大丈夫と避妊をしていないと妊娠することがあります。母乳をあげていても排卵は起こります。パートナーと相談して避妊方法を選びきちんと避妊をしましょう。
乳房のしこりが気になる
お答えします!
乳房の外側のしこりが気になるのですね。授乳回数が落ち着いているので、どのような状態かはわかりませんが、ご心配であれば病院の受診をお勧めします。乳腺外科がベストだと思いますが、かかりつけの産婦人科があればまずはそこで相談されてはいかがでしょう。マンモグラフィーやエコー、触診など診て貰うと安心ですね。これからは1年に1回乳がん検査とできれば子宮がんの検査も受けていただくと安心ですね。お子さんのためにも、家族のためにもお母さんは元気でいましょう。
おっぱいを吸わせるとすぐに寝ますが無理に起こして吸わせた方がいいの?
お答えします!
赤ちゃんがまだ小さいうちはおっぱいを吸うことに慣れていないうえに、すぐ疲れて寝てしまい「ちょっと吸っては寝て」のくりかえしで、頻回に授乳が必要なことはよくあることです。おっぱいを吸うことで心地よく安心して寝てしまう場合もあります。体重が順調に増えているのであれば、あまり気にせず赤ちゃんのペースで飲ませてあげましょう。
母乳を飲ませていたところ妊娠が分かった
お答えします!
妊娠と授乳に関しては医療者の中でも意見が分かれます。妊娠したからと言って必ずしも授乳をやめる必要はなく、実際妊娠中と産後に上の子も授乳していることはあります。ただし、流早産の既往や何らかの兆候がある場合は医師の指示に従いましょう。断乳する場合、まずは妊娠して赤ちゃんができたことをお子さんに知らせてあげてください。1歳になるとお子さんはいろんなことが分かります。赤ちゃんのためにおっぱいを卒業していかなければならないことをやさしく説明してあげてください。そして、夜ぐっすり眠れるように昼間はしっかりと遊びましょう。本を読みながら一緒に横になって、喉が渇いた時には水分補給できるように準備しておきましょう。お子さんなりに理解して協力してくれます。「ありがとう、〇〇ちゃんが成長してくれてうれしい」などできていることを認めて言葉で表現して伝えてください。
断乳した方がいいの?
お答えします!
断乳しようかどうか迷っていらっしゃるようですが、現在の授乳が1日1回程度で張りもないようですので、今のままでいいと思います。保育所に入るとお子さんもママと離れた状態で頑張っています。「1日1回頑張ったね」の意味で授乳してあげたらどうでしょう。また保育所に入ると病気の機会も増えますが、食べ物を受け付けないときでも母乳は大丈夫ということがあります。断乳はもう少し先にしてもいいのではないでしょうか。
哺乳瓶の練習をと言われたけれど
お答えします!
お子さんは離乳食をよく食べ、マグカップでお茶を飲むことも出来ているということですので、ちゃんと成長していて素晴らしいと思います。哺乳瓶でなくてもマグカップを使えますので、今のお子さんの状況を保育士さんに伝えて園での保育に生かしていただきましょう。
ミルクを足したらそのあとよく吐きます
お答えします!
吐いてしまう原因としては、母乳の飲みすぎ、ミルクの足しすぎの可能性があります。口をパクパクさせていたり、泣いていると母乳が足りないのではないかと心配になるお気持ちもわかりますが、飲ませすぎによって赤ちゃんが苦しくて余計に泣くこともありますので、そのような時は一度体重増加を確認してみましょう。ただし、噴水のように吐くことが続くようであれば、小児科を受診しましょう。
乳首に傷ができて痛い
お答えします!
授乳時に乳首が痛い、水ぶくれができる時は、赤ちゃんがしっかりと深く吸い付けていないことが多いです。おっぱいが張りすぎる場合、乳輪乳頭部が硬い場合、授乳方法がうまくいっていない場合などが考えられます。痛みが続くようであればお産した病院やおっぱい相談病産院に相談する、または産後ケア事業を利用して助産師のケアを受けるなどしてみましょう。
仕事復帰してからおっぱいが痛くなった
お答えします!
おっぱいが痛くて熱もあったとのことですが、仕事復帰なさったところでご心配でしたね。仕事中に搾乳することは可能でしょうか?常に搾乳する必要はありませんが、痛みがでた時、痛みがひどい時、張り感が強くてしんどい時に圧抜きする感じで少し搾乳できると楽になると思います。痛みのある部分を冷やす、1日のどこかではお子さんにしっかり飲んで貰うなどがさしあたっての対処法になるかと思います。日にちとともに張り感は落ち着いてくると思いますが、数日はしんどいと思いますので、休息をしっかりとってくださいね。
ミルクの量や回数を増やしてもいいの?
お答えします!
ミルクの消化にかかる時間は3時間ほどかかるため、泣くたびにミルクをあげてしまうと胃に負担をかけてしまい、赤ちゃんも苦しくてまた泣くといった悪循環にもなりかねません。ミルクの授乳間隔は3時間以上を目安に考えて、体重増加が不十分であれば1回のミルクの量を増やしてみるようにしましょう。
また、赤ちゃんが泣くと「おなかが空いているのでは?」と思ってしまいがちですが、その他にも暑い、寒い、抱っこしてほしいなど赤ちゃんなりの理由があるかもしれません。
少しでも母乳を飲ませてあげたい
お答えします!
出産後の今の時期はホルモンの影響でお乳が張りやすい時期です。赤ちゃんもまだお乳に慣れておらず、うまく吸えないこともありお母さんとしては一番しんどい時期かもしれません。授乳前にやさしく乳首をつまんで柔らかくしましょう。そして、乳首の付け根の所をゆっくり胸の奥のほうへ押すようにつまんでお乳を搾ります。ゆっくり痛くないように四方から搾ります。乳輪部と乳首が柔らかくなったら赤ちゃんに吸ってもらいましょう。抱き方、吸わせ方も大事です。うまくいかない時、入院中なら助産師に見てもらいましょう。退院後されていたら出産した病院又はおっぱい相談マップ掲載の助産所に相談をしましょう。早めに産後ケア事業を利用することもいいでしょう。
痛くてつらいのでおっぱいを止めたい
お答えします!
おっぱいが苦痛でしんどい思いをなさっていながら、この1か月赤ちゃんのことを思ってよく頑張って下さいました、えらかったですね。産後1か月ということですが、おっぱいは今、一番飲んでもらおうと作っているところだと思います。そのおっぱいを止めるとなると卒乳のような自然な形で進めるのは難しいと思います。本当に断乳したいのなら、病院でお薬を処方してもらうことが楽かもしれません。ママの本当の気持ちはどうでしょうか。痛くて辛いから止めたいと思っているけれど、痛くないなら続けられそうでしょうか。もし続けたい気持ちもあるようでしたら、産後ケア事業を利用しておっぱいの手当てをしてもらう方法もありますし、直接おっぱいケアをしてもらえる助産所で相談することもできます。子育て世代包括支援センターに相談すると手続きなど紹介してもらえます。
チュパチュパ口を動かしている時、母乳を飲ませていいの?
お答えします!
昼間のチュパチュパはお腹が空いていなくてもすることがあるので、心配はいりません。ぐずりだしたら飲ませてあげましょう。赤ちゃんが添い乳で眠るのなら大丈夫、ママと一緒で安心します。ただ赤ちゃんがお母さんの体の下にならないように注意してくださいね。
子どもがよく泣くし周りの声が気になる
お答えします!
赤ちゃんが泣いてご家族からお乳が足りてないんじゃないのと言われると、余計に不安になりますよね。体重増加が順調で、尿・便の回数が減っていなければそんなに心配しなくても大丈夫です。環境の変化や生活リズムなど赤ちゃんが泣く理由はいろいろあります。おむつの不快、環境調整(暑さ・寒さの具合、お布団で手足が動かしにくい状態ではないかなど)をしても泣く場合は安全を確認した上で、今は泣きたい時なのねと思い切って赤ちゃんの傍を離れて深呼吸。それでもどうしても困るときには市町村の子育て世代包括支援センターや担当保健師に相談しましょう、訪問など力になってくれます。
おっぱいが張らなくなった
お答えします!
乳口が十分開き、母乳がスムーズに吸い出されるようになると、だんだんと「張っている感じ」から「時間が経つと重たくなって飲ませたい感じ」という感覚になっていきます。おっぱいの張りがなくなっても赤ちゃんの体重増加が順調であれば問題ありません。尿の回数が少ない、赤ちゃんが乳首をすぐに離す、あるいはいつまでも長く吸っているなどの状態であれば、おっぱい相談マップ掲載の助産所に相談する、または産後ケア事業を利用することもいいでしょう。
飲ませてもすぐに泣くけれど母乳が足りないの?
お答えします!
赤ちゃんが泣く理由は、おなかが空いたとき以外でも「おしっこやうんちをしておしりが気持ち悪い」「抱っこしてもらって安心したい」「暑い、寒い」など色々あります。しっかりと体重も増え、おしっこが1日に5~6回以上出ていれば大丈夫です。「1日中泣きっぱなし」「おしっこの回数や量が減ってきた」「お母さんの疲れが強くなっておっぱいが張らなくなってきた」などがあれば、母乳不足があるかもしれません。産後ケア事業を利用して助産師に見てもらうほか、おっぱい相談マップ掲載の助産所に相談するなどしてみましょう。
乳首の先に白いものができている
お答えします!
一般的に「白斑」と呼ばれているものです。乳口に乳脂肪がたまったもの、乳首が硬い状態や浅吸いの結果できた水疱、さらにその水疱が治らないまま乳口に細菌がつき炎症をおこす「乳口炎」の3つがあります。どれも乳口から母乳が排出されにくい状態にもなるので、乳房のしこりを伴うことが多いです。くれぐれもご自分の判断で水疱や乳口炎部に穴をあけようと針や爪で破らないようにしましょう。たまっていた乳汁が排出されて一時的には楽になったように感じるかもしれませんが、正常な皮膚まで傷めてしまう場合もあり、痛みが長く続いたり感染の危険性もあります。痛みが続く場合は、おっぱいマップ掲載施設に相談してみましょう。
乳腺炎が心配
お答えします!
乳房内に乳汁が溜まったままとなって乳腺組織が炎症を起こしたり(うっ滞性乳腺炎)、乳頭の傷から細菌感染した(感染性乳腺炎)などが乳腺炎の主な原因です。乳腺炎になると「38℃以上の発熱」「おっぱいが痛い、赤くなっている、熱を持っている」「インフルエンザ様の身体の痛み」というような症状がみられます。乳腺炎かな?と感じても授乳はしっかり続けること、そして早めにおっぱい相談マップ掲載施設にご相談ください。授乳を続けて搾乳しても痛みが治まらず38℃以上の発熱が続くようであれば、早めに産婦人科を受診しましょう。
おっぱいがパンパンに張った後、熱が38℃ある
お答えします!
パンパンのおっぱいのこと、感染かもしれないこと、もしかしたらと思うと心配なのですね。症状から判断しますと、風邪の症状はないようですので昨夜、授乳間隔があいてしまったことでおっぱいが溜まりすぎてお熱が出たのではないでしょうか。今からしっかり飲んでもらうことでよくなってくるのではないかと思います。お子さんが4か月ということですので、1日8回以上の回数で飲ませると張った感じも落ち着いてくるのではないかと思います。お熱のしんどさについてはお手持ちの鎮痛剤を服用して頂いて、明日お熱が下がらないようであれば受診することをお勧めします。
双子の片方の子がギャン泣きしてお乳を飲まなくなった
お答えします!
2人のお子さんを同時授乳でおっぱいをあげているのですね。よく頑張っていらっしゃいますね。5か月になるとお子さんの体もずい分大きくなっているのではないでしょうか。もしかしたら、お口の位置とおっぱいの高さがうまく合っていないのかもしれません。授乳クッションだけでなく、バスタオルなどを使って頭の高さを調節してみましょう。縦抱きにすると楽かもしれません。ご自分の足の付け根にまたがるように座らせて顔の正面におっぱいが来れば自分からパクッとおっぱいに吸い付くのではないでしょうか。うまくいかないようでしたら、おっぱい相談マップ掲載の助産所に相談してみましょう。
入院している間に母乳の量が減ったような気がする
お答えします!
6か月のお子さんをおいての入院・手術は精神的にもストレスが大きかったと思います。体調はいかがですか。母乳を続けたいのであればお子さんが飲みたいだけ母乳を吸わせるようにしましょう。赤ちゃんが吸うことによって、母乳の量は増えてくるとは思いますが、母乳の量や出ぐあいが気になるようであれば、おっぱい相談マップ掲載施設にご相談ください。
昨日から急におっぱいが張って痛い
お答えします!
お熱はありませんか。おっぱいが痛いとつらいですよね。お子さんが遊び飲みをしているときに乳首を引っ張ったり、噛んだりして何かしらのトラブルを起こしているのかもしれませんが、このまましっかりと飲ませてあげてください。お子さんが飲みやすいように飲ませる前に乳輪部や乳首の根元を柔らかくもみほぐしておきましょう。そしてお子さんがおっぱいに集中できる静かな環境でしっかり飲んでもらいましょう。それでも痛みが取れないときにはおっぱい相談マップ掲載の助産所に相談するとよいでしょう。
生理が始まって母乳が減ってきたような感じです
お答えします!
一般的にはお乳が張ってきてそれを赤ちゃんに飲ませるように思いますが、今の時期の母乳の分泌は、赤ちゃんが飲んだ分だけおっぱいが出るという需要と供給の関係にあります。赤ちゃんがいつも通り飲んでお母さんがいつも通り食事ができていたら、生理(月経)中でも減るということはありません。安心してください、ただ月経中はお母さんが疲れないように注意してくださいね。
お乳の飲み方が変わってきて乳首の先が痛い
お答えします!
乳首が痛いのはつらいですね。この頃のお子さんは好奇心旺盛でテレビやいろんな音や光に敏感です。できれば静かなお部屋で授乳できるといいですね。体も大きくなってきていると思いますので、新生児の時と同じ姿勢では浅のみになることもあります。授乳時のお子さんの姿勢をお座りの姿勢にしてみてください。しっかり深く吸い付くようになると思います。それでも乳首が痛くて大変な時には思い切って授乳をお休みしてもいいかもしれません。うまくいかないときにはおっぱい相談マップ掲載の助産所に相談してみましょう。
乳房の皮膚かぶれ
お答えします!
乳頭保護剤を塗っている間は母乳パットは使わないようにしましょう。気になるようであればガーゼハンカチを使いましょう。母乳で湿ったままにならないように気を付けて清潔にしましょう。皮膚のかぶれについては皮膚科受診をお勧めします。
断乳と卒乳はどう違うの?
お答えします!
お母さんが子どもの年齢や離乳食の進み具合、授乳の状況やお母さん自身の状況から母乳育児をやめる時期を判断するのが「断乳」であるのに対し、子どもに任せ自然にやめることが「卒乳」と言えるでしょう。どちらが良いとか悪いということはなく、お母さんが納得して選択することが大切です。
卒乳したあとの手入れ
お答えします!
これからは乳房が張ってくることは少ないかもしれません。張らなければそのまま様子をみて、約1週間、2週間と間隔をあけて搾乳するとよいでしょう。その間に張ってくるようなら少しだけ搾って下さい。ご自分での手当てが難しいと感じるようならおっぱい相談マップ掲載施設に相談しましょう。
産婦人科と小児科で言う事が違う
お答えします!
医療者によって意見が違う場合がありますが、ママとしてはちょっと困りますよね。生後1ヶ月の赤ちゃんの体重増加の平均は25~30g/日です。完全母乳であれば15~20g/日でも、おしっこがよく出ていれば様子を見ていいと思います。15g/日以下の時は原因を考えて、体重を測りながら昼間母乳を飲ませる回数を増やしてみる、夕方から夜にかけてミルクを補足するなどしてみてはどうでしょうか。子育て支援センターでは体重測定ができますし、相談に乗ってくれますので近くの子育て支援センターの利用をお勧めします。
便が4~5日でないことがある
お答えします!
毎日出ていた便が4~5日でなくなるとママとしては心配ですよね。母乳は赤ちゃんにとって消化・吸収がいいので、母乳栄養の赤ちゃんは1週間くらい便が出ないことがあるということが知られています。お子さんの機嫌はどうですか。おっぱいをよく飲んで尿が出ていれば心配はいりません。お腹が張っておっぱいの飲みが悪く、苦しそうであれば小児科を受診しましょう。機嫌がよく元気ならしっかりおっぱいを飲ませて様子を見ていきましょう。子育て支援センターなどで相談に乗ってもらうと安心しますね。
顔や額にブツブツができた
お答えします!
赤ちゃんは大人に比べて皮脂の分泌が活発です。この皮脂をきれいに洗って取ってあげないと頭や顔にブツブツができやすくなります。このブツブツを脂漏性湿疹といいます。
石鹸を良く泡立てて頭や顔を石鹸の泡でよく洗って、そのあと石鹸分をしっかり洗い流してください。唾液や母乳・ミルクでかぶれることもありますので、授乳後は濡らしたガーゼでやさしく拭いてあげて下さい。2~3日続けてもよくならない時は小児科又は皮膚科受診をお勧めします。
子どもの体重が減っていてショック
お答えします!
子どもの体重が減っているとママはみんな心配になりますよね。小さい子どもの体重測定では授乳の前か後かで100g以上の差が出ます。また尿や便が出た後も少なくなります。着ている服装によっても影響をうけます。体重測定の時にはできるだけ条件を揃えて測って下さい。おっぱいやミルクをよく飲んで、尿・便が出ていて機嫌がよければ、そんなに心配しなくても大丈夫です。引き続いて子育て支援センターを利用してくださいね。
おむつから尿や便がはみ出てしまう
お答えします!
おっぱいをよく飲んで順調に大きくなっているのですね。ですが、尿や便がおむつから漏れてしまうのは親としては困りますよね。4ヶ月としては大きい方ですので、おむつのサイズをひとサイズ大きい、はくタイプのものにしてはどうでしょうか。大きいお子さんですのでその方が楽かもしれません。
皮膚がカサカサしている
お答えします!
乾燥しやすい季節には大人もお子さんも肌が乾燥します。保湿剤でお肌の手入れをしているのはとても良い事です。乾燥のひどい時にはお部屋の加湿をお勧めします。しっかりおっぱい(ミルク)を飲んでもらいながら、今のお手入れを続けて皮膚のカサカサがよくならない時には小児科または皮膚科受診をお勧めします。
体重が増えなくなった
お答えします!
お子さんの機嫌がよく、尿や便がいつもと変わらないようであればさほど心配はいりません。この頃になると動きも活発になってきますので運動のほうにエネルギーを取られることも影響します。成長曲線を見ていただいてわかるように6~7ヶ月頃から体重の増加は緩やかになってきます。母乳やミルクを飲んで離乳食を食べていれば少しずつ増えてきます。気になるようでしたら、子育て支援センターや育児相談をしているところで月1回程度測ってみることをお勧めします。
食べたものがそのまま便に出る
お答えします!
離乳食が順調に進んで、色々な食品を食べるようになったのですね。離乳食の量が増えても、食べ物の大きさが大きくなってもお口をよく動かして食べ、機嫌よく元気であれば心配いりません。気になるようであれば食材をもう少し煮込んで柔らかくしてあげて下さい。
寝ない子
お答えします!
ふつう子どもはよく寝るものと思っていますが、子どもの睡眠についても非常に個人差があることが分かっています。お子さんはもしかしたらあまり寝なくても大丈夫なお子さんかもしれません。ご心配でしょうけれど機嫌がよく元気であればお子さんなりに睡眠をとっていることになります。お子さんが寝ないことに対処することも大事ですが、親ごさんの睡眠時間を確保することも大事なことです。子育て支援センターでは一時保育など詳しく相談に乗ってくれますので、利用をお勧めします。
便がおかしいような気がする
お答えします!
便が白っぽく軟便ということから胃腸炎などの可能性があります。早めの受診をお勧めします。便のついたおむつをビニール袋に入れて持参するか、スマホで写真に撮っておき見ていただきましょう。しっかり手洗いをして下さいね。
よく寝る子ども
お答えします!
睡眠時間の短い子ども長い子ども、お子さんそれぞれ個人差があります。機嫌よく遊んで元気であればこのまま様子を見てよいでしょう。今後成長発達が進めば遊びも活動範囲も広がり、それと同時にいろいろなことに興味や関心が広がっていきます。そうなれば昼間の睡眠は少なくなっていでしょう。
おむつがなかなか外れないので、困っています
お答えします!
親御さんとしては早くおむつが外れて自分からおしっこ、ウンチを言ってほしいところですね。周りが焦ると本人はもっと緊張してうまくいかないこともよくあります。トレーニングが進まなくても決して叱ったりせず、ほめることを見つけてともかくほめてあげましょう。自信につながります。トイレで排泄することが気持ちいいことだし、楽しいことだと分かれば必ずうまくいきます。いつかは外れるものというゆったりした気持ちで対応していきましょう。
筋緊張が弱いような気がする
お答えします!
お子さんの筋緊張が弱いように思われるのですね。抱っこするときに力が入っていないように感じるのでしょうか。まだ6ヶ月ですので、体幹がしっかりするのはもう少し先になります。体を使った遊びを取り入れるなどしながら様子を見てもいいかもしれません。健診の機会を利用して相談してみましょう。
離乳食を始めようと思っている
お答えします!
お子さんが食べることに興味を持つようになったのですね。はじめの1ヶ月はお粥を中心にして、お子さんの様子を見ながらゆっくり進めて行きましょう。お粥に慣れてきたら、少量ずつ食べ物の種類を増やしていきます。お子さんの機嫌がよく元気であれば1日1種類増やして構いません。離乳食は量が少なく手間がかかると思いますが、多めに作ったものを小分けにして冷凍しておけばレンジで温めてすぐに使えて便利です。市町村では離乳食教室が開かれていますので、教室に参加してみるのも良いと思います。子育て支援センターでも相談に乗ってくれます。
アレルギーのある子の離乳食
お答えします!
お子さんがアレルギーを持っている中、日々子育てを頑張っておいでますね。新しい食物について不安に感じるのであればそのことを主治医に伝えて具体的なアドバイスをもらいましょう。離乳食を食べさせながら母乳をあげることは意義があり、お母さんにしかできないことを十分されています。子育て支援センターや市の育児相談に出かけてみることもおすすめです。
離乳食を食べない
お答えします!
母乳でしょうか、ミルクでしょうか、混合栄養でしょうか。母乳をしっかり飲んでいるお子さんは1歳近くになっても離乳食をたくさん食べないことがよくあります。おなかがすいている時間帯にお子さんにあった離乳食の形態や食材で、時には色合いにも変化を持たせ、手づかみ食べにも寛容な離乳食タイムにしてみてください。パパやママ、家族がおいしそうに食べていると食べてみたくなったりします。根気よく続けてみてください。食べないからといって味を濃くしたりしないように注意しましょう。
粉ミルクかベビー用のジュースしか飲まない
お答えします!
生後10ヶ月ですので粉ミルクは飲ませても大丈夫ですが、食事の時にはベビー用ジュースはやめましょう。薄くても甘さがありますのでお茶やお白湯を飲まなくなります。離乳食の時にはお茶を飲むように習慣をつけていきましょう。離乳食を3回食べているようならミルクの量を少しずつ減らしていって構いません。ベビー用のジュースは食事と食事の間の水分補給として使いましょう。
今まで食べていたものを急に食べなくなった
お答えします!
今まで食べていたものを急に食べなくなったりすることはよくあります。目先を変えたり、ひと工夫することで食べることもよくありますが、決して無理強いはしないようにしましょう。食材はいくらでもあります。どうしても食べないのなら食べなくても構いませんが、食べなくても他の家族と同じようにお皿に入れ「おいしいね~」と目の前で食べて見せているとそのうち食べてみようという気になります。
泣く子ども
お答えします!
おかあさんよく頑張っていますね。抱っこが好きでずっと抱っこしてもらいたい赤ちゃんは結構います。赤ちゃんのお世話で睡眠不足になりがちですが、お母さん睡眠はとれていますか。抱っこした赤ちゃんが眠っているようであれば、抱っこしたまま座った姿勢で一緒に眠りましょう。ご主人やほかの方にも協力して頂いて、休める時間を確保してください。首が座っているようであればおんぶ紐を使ってみませんか。お母さんにくっついていられるので安心して過ごすお子さんは多いです。要領がよく分からない時には近くの子育て支援センターで教えてもらえます。おんぶですとお母さんの両手が使えますので便利です。
夜泣き
お答えします!
夜泣きがひどい時はどうしたらいいか分からなくてさぞ困ったことでしょうね。ですが、引きつけを起こしたような状態、泣き過ぎて呼吸が出来なくなるようなことでなければ、大丈夫なことが多いです。特に季節の変わり目は、体温調節が上手くいかなくて、着ているものが暑かったり寒かったり、布団を蹴ってしまって寒かったりで、夜中にたびたび起きてしまうことも良くあります。そのほかの泣く理由としては寂しいとか心配とか感情が豊かになることです。泣かれると親は不安になりますが、実はしっかり成長している証でもあります。少し様子を見てあげてください。そしてなにより、ママが一番疲れていると思いますから、ママも一緒に寝て体力を温存しましょう。ママが休息できるよう産後ケア事業を利用してもよいかもしれません。ご近所の方にはお子さんのことをお話しして、知っておいてもらうと気持ちが少し楽になると思います。
寝言泣き?寝ている時の呼吸がおかしい
お答えします!
寝ている間のお子さんの呼吸が気になっているのですね。もしかすると、「寝言泣き」かもしれません。レム睡眠の時に夢を見ながら寝言をいうことが大人でもあります。それと同じで子どもでも同じように寝言で笑ったり泣いたりすることがあります。そんな時には無理に起こさずしばらく様子をみて上げましょう。寝言泣きならまた静かな呼吸にもどっていくことでしょう。いつまでも続いて心配になるようなら受診をお勧めします。
背ばいばかりしてハイハイをしません
お答えします!
ハイハイをするためには、まずはうつぶせの体勢を取ることが必要です。背ばいが好きなお子さんですので、うつぶせになると嫌がるかもしれません。お父さんやお母さんが一緒にうつぶせになってニコニコと楽しく遊んであげるといいですね。うつぶせを嫌がらずにするようになると、そこからは移動したくなりますのでハイハイするようになっていきます。子育て支援センターでも相談に乗ってくれます。
2歳なのに抱っこをせがんだり人見知りをする
お答えします!
子どもによっては人見知りをする時期も異なるし、抱っこをせがむ時期も違います。メンタル面のことを心配なさっているようですけれども、遊びに夢中になったり今までのような笑顔が出ていて食欲もあれば大丈夫です。成長の過程としてしばらく様子を見られてはどうでしょうか。
言葉が遅いように思う
お答えします!
2歳では初語(マンマやワンワン、ブーブーなど)があり、複数の単語を話していれば発達上の問題はありません。子育て支援センターや保育園・幼稚園でも相談に乗ってくれます。心配であればお子さんと一緒に遊びに出かけて相談してみてはどうでしょうか。
最近急に隠れたり恥ずかしがるようになった
お答えします!
お子さんは場所・ひとの区別がはっきりしてきて、恥ずかしい気持ちが今まで以上に出てきたのですね。立派な成長のあかしです。お子さんの感じている気持ちを大事に「恥ずかしいのね、大丈夫よ」や「イヤ」と言われたら「そう、イヤなのね」と答えて。お子さんの成長とともに恥ずかしいや、イヤイヤは過ぎていくでしょう。
怖がるようなイヤイヤをする
お答えします!
お母さんがお子さんのことをしっかり見ていることがよく分かります。お子さんにとって何か気になることがあるのでしょう。しっかり自分の気持ちを表現することができていますね。何が怖いのかお子さんの言動を観察しながら、「お母さんが見ているからね、大丈夫よ」など声をかけたり抱きしめたりしながら、お母さんお父さんの可能な範囲でお子さんのしたいことをさせてあげるといいですね。子育て支援センターではお子さんのいろんな相談に乗ってくれます。
上の子の赤ちゃん返りに振り回される
お答えします!
下の子のひっきりなしの授乳など育児で大変ななか、上の子の赤ちゃん返りに対応するのは辛い時がありますね。イヤイヤ期など、それぞれの成長期にありながらこれからずっとお兄ちゃん、お姉ちゃんですね。長い妊娠時期、出産での留守、産褥期でお母さんが無理のできない時期…などたくさん我慢してくれましたね。ご主人や家族に助けてもらいながら、時には下の子の育児に専念させてもらい、時には下の子を見てもらいつつ上の子としっかり関われる時間をもつなど工夫してみましょう。また、地域の子育て支援センターではたくさんのオモチャや保育士さんたちと遊んだり、ゆっくり過ごしたりしてお母さんも上のお子さんも息抜きすることもできると思いますのでご活用ください。
反抗期の子どもを叱ってばかり
お答えします!
2歳児の反抗期に対してうまく対応したいという気持ちがあれば十分です。上のお子さんとも反抗期を経験して今に至っているわけですし、2歳のお子さんに対しても最初から叱ってはいませんものね。危険がなければ、ずっと近くにいないで時には一歩距離をおくことも必要かもしれません。あと上のお子さんと比較しない事、そして否定的な言葉を使わず肯定的な言葉がけをしたり、子どもの言うことをそのまま返したりすると、子どもが怒ったり反発したりするのは少なくてすむようです。
上の子に手がかかりつい大声が出てしまう
お答えします!
お母さんが十分に手をかけてきたのでこのように母親べったりになるのでしょう。いい成長発達をしていますね。大声を出したときにすごく反省したり、真剣に悩んだりしてとてもいいお母さんだと思います。お姉ちゃんにはお姉ちゃん一人の時に「一番好きよ」とギューッと抱きしめてあげましょう。そして十分頑張っている素敵なパパとご自分に自信を持ってくださいね。
お姉ちゃんのことが後回しになってしまう
お答えします!
お母さんとしては心配でしょうけれど、お姉ちゃんは甘えモード全開を心おきなく表現できているのですよね。とても大事なことです。時間のある時にはしっかりと抱きしめて「あなたが大好きよ」と、言葉と態度で「好き」をいっぱい伝えてあげましょう。
生活リズムをつけるにはどうしたらいいの
お答えします!
お子さんの生活リズムを整えるということに目が向いているのはとても素晴らしいことです。生活リズムを整える大きな柱は睡眠・食事・運動の3つです。その中でも生活リズムの乱れが1番出やすいのが睡眠です。早く寝てくれないかなと躍起になりがちですが、睡眠のリズムを整えるには朝決まった時間に起きることが重要なのです。もし夜更かしして寝るのが遅くなっても翌朝はいつも通りに起こして、朝日を浴びてきちんと朝食を食べることを習慣づけましょう。もちろんパパもママも一緒です。体と心のエネルギーを補給したら、しっかり遊んでよく寝てくれることでしょう。パパとママなりにお子さんと一緒に生活リズムを整えていってくださいね。
エアコンの使い方
お答えします!
夜中エアコンをつけていてもお子さんは汗びっしょりなのですね。エアコンの温度設定を27℃に設定してもいいでしょう。夜中に汗をかいても熟睡できて、お母さんが平気ならば28℃でも大丈夫です。エアコンをつけると部屋が閉め切りになりますので時々は換気をしたいものです。寝る前、授乳の時に換気をしましょう。おうちの事情によってエアコンを必要としない家、エアコンがないと過ごせない家など様々です。状況によってエアコンをつけたり消したりしても、付けっぱなしでも構いません。ですが、お子さんやお母さんが汗をかいているときには汗を拭く、着替える、お布団の調節などをしましょう。水分補給も忘れずに。
チャイルドシートを嫌がる
お答えします!
チャイルドシートを嫌がる子どもは大勢います。子どもにすれば自由に動けない、束縛される感じが嫌なのでしょうね。嫌がる気持ちは分かりますが、安全のためには大切なことですので、まずはお子さんにそのことを言葉で伝えてください。どんなに泣いて嫌がってもチャイルドシートに座らなければお出かけはできないという事を分かってもらわなければなりません。子どもの好きなキャラクターをシートにくっつけるなど工夫しましょう。車が動くようになると意外におとなしくなったりするものです。
親の言い合いをみてつらそうにする
お答えします!
子どもは両親の笑顔が好きなので、両親の言い合いを見聞きするとつらくなります。そのような時には話し合いをしているのだという事をきちんと説明し、スキンシップをしてあげましょう。子どもは両親の険悪な雰囲気にはとても敏感です。笑顔いっぱいの表情をみせて安心させてあげるといいですね。
出産後無職になった
お答えします!
心細い気持ちの大変な時によく相談してくださいました。国保や生活の困りごとに関してはお住いの市町村役場に相談してください。遠慮せず今の困りごとを具体的にお話しください。国保料に関しては減額措置など困りごとそれぞれに応じて相談に乗ってくれます。また子育て世代包括支援センターでは子育て中のいろんな悩み事の相談に乗ってくれますし、次の相談先につないでくれますのでどこに相談してよいか分からないときにはまず子育て世代包括支援センターに相談することをお勧めします。
子連れで行ける場所が分からない
お答えします!
気兼ねなく子連れで行ける場所は結構あるのではないでしょうか。子育て中の方しか知らない穴場もあるようです。地域の子育て支援センターに出かけてみることもお勧めですし、利用者同士で情報交換できればいいですね。子育て応援ウェブメディア「ココハレ」にもたくさん情報が紹介されています。
自分の子育てこれでいいの?
お答えします!
お仕事をしながら子育てを頑張っておいでるのですね。子育てにこれという正解はありませんが、お母さんがお子さんのことを良く考えているということが伝わってきます。お仕事しながらの子育てという事ですが、お子さんとの関わりは時間の長さではありません。短い時間でもお子さんと向き合って目と目を合わせてお話したり、遊んだりすることでお子さんは愛されていることを感じ取ります。あなたのことを大事に思っているという事を言葉と行動で示してあげてください。お母さんの気持ちは伝わっています。子育て世代包括支援センターや地域子育て支援センターを利用しての相談もできるので、活用してみて下さい。
高知市内で子どもと安全に遊べる所を知りたいです
お答えします!
高知市内には多くの児童公園があります。そこを開拓するのも面白いですね。行き慣れた公園も好きだけど、初めての公園はドキドキワクワク、とても喜びます。お弁当を持って、時にはお友達を誘って、バスや電車や自転車で公園巡りをしてもいいですね。
保育園に入れたいけれど生活が厳しい
お答えします!
保育所はお子さんと毎日通うことになる施設です。施設によって保育方針や開所時間などが異なりますので、実際に通園が可能かどうか事前に見学に行かれることをおすすめします。
保育料については、3歳児から5歳児までは全世帯幼児教育・保育の無償化の対象となっており無料ですが、行事に係る費用や副食費(おかず代)などの保護者負担があります。市町村によって異なりますので、お住まいの市町村にお尋ねください。
なお、保育所に入所するには、お住まいの市町村から保育の必要性の認定を受ける必要があります。保育の必要性とは、保護者が就労や病気などにより家庭での保育ができないこと、などがあります。詳しくはお住まいの市町村にご確認ください。
子連れの外食
お答えします!
まだ小さいお子さんを連れての外食は気を使いますよね。出かける前に、子ども用椅子や子ども用メニューを置いているかなどを確認しておきたいものです。乳児がいる方は、離乳食の持ち込みは大丈夫 かなども聞くといいですね。その返事の仕方や内容によって、子連れで行きやすい店かどうかも分かります。外食は子どもにマナーを教えるいい機会ですので、場所はきれいに使う、床へこぼしたままになっていないか、椅子やソファーに汚れた手で触っていないか、そして汚した場合は出来るだけ自分たちできれいにする、あとを振り返りきれいに片付いているかをチェックするなどを大人が見本となりマナーとして教えていきたいものです。子連れでもマナーを守っていけば、飲食店側も子連れ大歓迎になっていくことでしょうし、周りの方も支えていきたいという気持ちなり、優しく見守ってくれるようになります。
5歳児、ある程度文字・数を教えた方がいいの?
お答えします!
小学校の先生は、入学までに自分の名前がひらがなで書けて、それが読めればいいと言っています。入学までに読み書きや簡単な足し算ができる子は多くいますが、そのような子どもは一年生の授業が退屈になり集中できなくなってしまいます。それでも4、5歳くらいでひらがなに関心を持ち、親が教えなくても文字を覚えている子が大半です。子どもが関心を持って親に聞いてきたら教えてあげるくらいでいいのではないでしょうか