新生児聴覚検査
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新生児聴覚検査について
難聴は、気付かれにくい障害です。新生児期から難聴をもつ子どもは、500人から1,000人に1人程度いると言われています。ことばが発達していく途中に難聴があると、ことばの習得に障害が現れ、将来社会生活を送る上で大きな支障になります。また、難聴は、難聴以外の障害(知的障害、発達障害など)により、ことばの発達に問題があるお子さんにも合併することがあります。
高知県では、全市町村が無料で新生児聴覚検査を入院中(生後2~4日目)に実施しています。検査は、静かな環境下で、哺乳直後などの熟睡時に行います。眠っている間に小さな音を聴かせて脳から出る微弱な反応波を検出し、正常な波形と比較することで自動的に判定します。1回目の検査が要再検(リファー)となった場合は、2日程度の期間をおいて退院までに再度検査を行います。検査は無料(お住まいの市町村負担)で受けられます。