子どもの成長・親の成長

初めての子どもができ、日々の成長を近くで見ていたいといった想いもあったので、育休を７ヵ月取得しました。現在では仕事に復帰して１年が経ちますが、毎日保育園への送迎をしています。

育児をする中で見えてきたものがあるので、それを共有したいと思います。

１．子どもは毎日新しいことができるようになること。
よく言われることですが、子どもはどんどん成長します。その成長の過程、例えば初めての寝返り・言葉・ハイハイといったよく話題となる成長の他、初めてのゲップ・指を握る・笑ってくれるといった日々の成長も含めると本当に毎日何かしら新しいことができるようになります。

この初めての瞬間は、育休を取得しなければ見ることができないので、これだけでも育休を取得した価値がありました。言語化することが難しいですが、日々成長する子どもをそばで見ている充実感は他にはありません！

生後1年半の現在でも、初めてチャックを開ける、ボールを前に投げるなど日々新しいことができており、充実した日々が続いています。

２．仕事に対する考え方
これまでは、「時間いっぱい頑張る、時間が足りなければ残業」といった認識がありましたが、現在ではできる限り早く処理する意識が強くなりました。どうしても残業できない日が多いことからこそ、いかに効率よく業務を進めるかを突き詰めて考える意識が強くなりました。論点は何か、優先度はどうか、いつまでに何をどの水準までしなければならないのかといった考えが強くなり、業務量は同程度であるはずだが、残業時間は８割程度減りました。

７ヵ月の育休明け間もない頃は、集中力が持たず、元の感覚に戻るまで１ヵ月近くかかりましたが、今となっては育休する前よりも事務処理能力等が増していると実感しています。

プレパパ、パパへのメッセージ

まず、育児は楽しいと伝えたいです。初めてのことばかりで大変なこともあるかもしれませんが、それ以上に楽しいです。初大変な事も含め、育児を楽しんでもらいたいです。

それから、ぜひ育休を取得してもらいたいです。仕事は代わりの人がいますが、育児に代わりの人はいません。そして、子どもの成長は見逃してしまうともう二度と見ることができません。成長の瞬間を見るために育休の取得をオススメします。

最後に、育児は仕事のスキルアップにも繋がることです。料理等の家事をする中で段取りを考える能力や予想外の行動をする子どもと接することでリスクを考える力、短時間で業務をせざるを得ない状況での効率的に働く力など、普段の仕事とは違う方向での能力が身につくと思うので、男性も積極的に育児をオススメします！