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子育てインタビュー 株式会社フタガミ

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防災グッズの販売はもちろん、学校や企業、地域の自主防災会などを対象に出張防災セミナーや防災体験講座を開催している(株)フタガミ。防災士としての資格を持ち、防災アドバイザーとして活躍する岡林さんにお話を伺いました。

まずは自分が災害を生き延びること。生き延びて初めて、大切な人を守ることができます。

「災害への備え」と聞くとまず備蓄の水や食糧をと考える方が多いかもしれません。
助かった後の暮らしももちろん心配ですが、まずは自分が生き延びることが重要です。私たちが開催する防災セミナーでは、揺れ体験など実際に災害が起こった時を体験してもらいます。どのような場所・時間に発生するか分からない自然災害。どういったことが起こり得るか体感して知ること、そしてあらゆることを想定し備えておくことが生き延びるための第一歩です。

 

●フタガミ出張防災教室の様子

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例えば「災害時にこの家具、倒れてきて危険かな?」「おもちゃを片付けておこうね」とご家庭で話してみることも備えの一つ。

さらにおじいちゃんおばあちゃんにも手伝ってもらうことで、周りの人の意識が芽生えるきっかけ作りになり、防災・減災の輪を周囲に広げていくことにもなります。

「防災グッズ」として用意すると忘れてしまいがち。 日常に「防災」を組み込むことを意識してみましょう。

いざという時にすぐに持ち出せる「防災リュック」も必要ですが、備えのスタート地点に過ぎません。「これさえ買っておけば大丈夫」ということではなく、備えておくべきものはご家庭のライフスタイル、環境、構成などによって本当に様々。子どもの成長によって、また季節によっても変わってきます。家族で準備している防災グッズは春と秋、年に2回ほど見直すこともおすすめです。

 

また小さいお子さんがいるご家庭では、ペアレンツバッグ(マザーズバッグ)に日常的に必要なものを入れていると思います。プラスで小さなポーチにラジオ、懐中電灯と電池、またアルミの保温シートを入れておく。そしてキーケースにホイッスルを一緒につけておく。
情報・光・音・保温。この4つは災害発生時に必要不可欠です。「スマートフォンがあれば、情報も取れるしライトとしても使える」と思うかもしれませんが、災害時には充電が自由にできるとは限りません。大切な家族との連絡をとるためにも、温存しておくべきでしょう。

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また試しにおうちでの暮らしに少し制限を設けて、家族で避難生活をイメージしてみるのも良い方法です。例えば電灯を使わずランタンで過ごしてみる、ご飯をカセットコンロで炊いてみる。完全にライフラインを使わないのではなく、制限を設けてみると、お子さんも楽しみながら災害時の暮らしをイメージすることができます。

生き延びたら、まず知りたい家族の安否。

「なんとなく怖い」ではなく、恐れる相手をはっきり知っておくことも大切です。
高知県の防災アプリなどで確認できるハザードマップで、自宅や子どもの通っている学校などの施設が災害時にどのような危険に見舞われる可能性があるのか、調べておきましょう。


また災害時にどうなるか分からないからこそ複数の連絡手段を想定しておくことが大事。伝言ダイヤルやラインなどのアプリに加えて、事前にご家族で「もしもの時に離れ離れになってしまった場合に集まる場所」を決めておきましょう。

 

▶︎高知県の防災アプリについてはこちらから
https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/010101/2020040200015.html

どんなご家庭でも共通!備えておいて損なしのものは?

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ブルーシートや土嚢袋、養生テープなど、多用途で使えるものは準備しておけば非常時に役立ちます。またトイレ対策品として、処理用凝固剤や真空パックで濡れない備蓄用トイレットペーパーも用意しておきましょう。また水、食糧を少し余分に買っておいて、日常的に使いローリングストックしておく。水は2リットルの大きなペットボトルだけでなく、500mlのものも買っておくとお子さんにさっと渡しやすいでしょう。プラスしてパックの離乳食や缶ミルク、アルファ米なども非常時に心強い備えになります。

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また災害時のストレスを子どもも大人も軽減できる甘いものとしておすすめなのが「チョコえいようかん」。栄養がとれる上にチョコレートと違って夏場に溶けたりせず、またしっとりしているので喉も乾きにくい。5本入りで売っているので、自宅や職場などいろんな場所に分けて置いておくこともできます。そして何より美味しい!私の子どもも大好きです。(笑)

とにかくまずは「知る」ことが、非常時のとっさの判断に繋がります!

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例えばこれは私が実際に経験したことでもありますが、エレベーターに乗っている時に揺れたら、全階のボタンを押してとにかく開いた階で降りる。そうしないと途中で止まって閉じ込められてしまう場合があります。そういった「知識」があって初めてそれをもとに行動に移すことができる。だからこそ「知る」が一番大事です。

 

まずは自分が知ること、そして備えること。また家族や地域の人など、周りに防災を広げてお互いに助け合える輪を広げていきましょう。

株式会社フタガミ

futagami

お客さまのニーズや時代の流れと共に進化し、今では木工から住宅建築、ホームセンター、カー用品、ペット用品販売など生活に関わるさまざまな事業を展開しています。創業以来、いつの時代も私たちのお客さまへの思いは「心豊かな暮らしのお手伝い」。これからもずっとその精神で、私たちはオールフタガミでまい進していきます。


住所:783-0055 南国市双葉台1番地
電話:088ー856ー6801
HP:株式会社フタガミ (futagami.co.jp)

 

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