子育てインタビュー ママ座談会
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もともと学生時代の同級生だったという3人。時を経てママになった今、定期的に集まってお互いの子育てや家庭などプライベートのこと、仕事のことなんでも話し合ったり、情報交換などしているのだそう。今回はそんな3人のお茶会にお邪魔しました。
(写真左から)
●中谷 桃佳(なかたに ももか)さん
5歳男の子と8ヶ月男の子のママ。助産師としてフルタイム勤務。
●鈴木 佳歩(すずき かほ)さん
8歳女の子と5歳女の子のママ。現在は郵便局でパート職員として勤務。
●川添 茉由(かわぞえ まゆ)さん
4歳女の子のママ。現在妊娠7ヶ月。
実家が経営する高知の人気老舗パン屋さん「コミベーカリー」で事務職勤務。
学生時代の同級生から、ママ友へ
ー今日はよろしくお願いします。
早速ですが、3人は学生時代からのお付き合いと伺いました。
(川添さん)はい!塾も一緒やったし、当時から一緒にお昼食べたり、よさこい出たりしよったね。笑
(中谷さん)大学に入ってからも、東京行った時には会いに行ったり。
(鈴木さん)もう10年以上の付き合いになるとは。早い!!!
ーそして3人とも妊娠・出産を経験されて。今も定期的に集まっているんですね。
(川添さん)一ヶ月に一回を目標に。会いたいし、なんでも話せるので。学生時代より仲良いよね。
●自宅やお店など、集まる場所は様々
働くママたち。それぞれの悩みや、働き方について
ーワーキングマザーでもある皆さん。今のお仕事スタイルは?
(川添さん)私は家族が経営している「コミベーカリー」というパン屋で事務をしています。子育てに関してはもちろん理解がありますし、融通もきくのでありがたい環境ですが、一人目の妊娠は急だったこともあって・・・当時は店舗で接客をしていたんですが、つわりがひどくて大変でした。
融通がきく反面、ついプライベートに仕事を持ち込まざるを得ないことも。何かあったら子どもを連れてケーキの配達に行ったりすることもあります。
そのおかげか(?)娘もパン大好きに育っていて、「大きくなったら何したい?」って聞いたら、「ママと一緒にパン屋さんする!」って言ってくれてます。
(中谷さん)助産師として8時半から5時半勤務のシフト制勤務。帰り着いたら6時半でそれからご飯を作っています。大変だけど、好きなだけ希望休も出せるし、突発的に子供の体調が悪い時にも休ませてくれる。理解がある職場なので働きやすくてありがたいです。ただ土日関わらず仕事に入っているので、子供たちに寂しい思いさせてるなぁとは思います。
(鈴木さん)私は2人目を出産した頃までフルタイム週6で勤務していて、産休・育休を経て復職。けれど子ども2人とも身体が弱かったこともあって、転職しました。当時有給は2週間前までに申請が必要で、子どもの急な体調不良を理由に休むこともできない環境で、子育てしながら働くのは難しい職場でした。郵便局でパートスタッフとしての働き方に変えた今、時間的には余裕を持って生活できています。
ただこれから子どものやりたいことも増えるし物価も上がっているので、先行き不安です。フルタイムで働いた方がいいのかなとも考えるけど、保育園に子どもを預けられる時間とか、夫に送り迎えしてもらえるかによっても選べる仕事が変わってくる。
(川添さん)子どもの年齢によって働き方を変えられたらいいけどね。
小学生に上がったら子どもは早く帰ってくるし・・・
ー本当はママが働きやすい社会になっていかないといけないんですけど、まだまだ環境が整備できていないところも多いですよね。
仕事して帰って、さらにお母さん業が始まるわけですが、体調が万全じゃなかったり、気分的に楽しい時ばかりでもない。
(中谷さん)ほんと、仕事が終わって第二ラウンド目が始まります。
(川添さん)私も「なんでイライラしちゅうが?」って子どもに聞かれたりして反省しゆう(笑)
(鈴木さん)私も一人目が小さかった頃は特に、体調悪かったりしても毎日してることをしなきゃと思っていましたね。自分の母親がしてくれていたので、それしか知らなくて。今やったらもっとイライラせず、子どものペースに合わせて過ごせていたかも・・・と思ったりします。
子どもはやっぱり、アレが好き?
ーお家での過ごし方についてお伺いできたら。
ご家庭でペットや生き物は飼っていますか?
(鈴木さん)元々私の妹が拾ってきた保護猫でしたが、賃貸で飼えないとのことで2年程前からうちで飼い始めました。今や子どもたちの遊び相手になってわちゃわちゃしています。
(中谷さん)うちは親戚の家で産まれたウーパールーパーを飼っていますが、驚くほど大きく成長して。お世話は主に夫の担当になっていますね。(笑)
ーペットを飼い始めて何か変化はありましたか?
(鈴木さん)私は元々髪の毛一本でも落ちてたら掃除機かけたいタイプ。ペットを飼い始める前は結構神経質に掃除していました。けれど猫を飼い始めたことで、毛も落ちるし全然追いつかん!と諦めがついて、「まぁいいか」と思えるようになりました。
ー虫とか、生き物だとどうですか?
(中谷さん)男の子なのでやっぱり・・・ダンゴムシ大好き。(笑)
(川添さん)うちも虫嫌いやのにダンゴムシは好き。朝から道端で見つけては「写真撮って!」って頼んでくる。(笑)
(鈴木さん)うちも!虫嫌いやのにダンゴムシだけはポッケに入れちゅう。(笑)
ーなぜか子どもたちはダンゴムシが好き。(笑)
兄弟・姉妹で性格はやっぱり違いますか?
(中谷さん)全然違います!やっぱり持って産まれたものがありますね。お兄ちゃんは結構意志が強いというか神経質だけど、弟は全然人見知りしない。
(鈴木さん)同じように育てゆうのにね。全然違うよね。うちは妹の方がマイルールがあって、ちょっと違うとイライラして八つ当たりしてきます。(笑)服も自分で選んだのしか着ない!
習い事、ママ友…”ママ座談会”は話題が盛り沢山
ー習い事はしていますか?
(川添さん)スイミングに通っていますが体力がつきすぎて。(笑) 疲れて寝落ちとかしないくらいになっています。一緒に通っている子たちも同じように赤ちゃんの時から通ってて知っているので、週一回会えるのが私自身も楽しみになっています。
(中谷さん)うちも8ヶ月の時からスイミングに通っています。ただ顔を水につけるのが苦手らしくて、スイミングに行かなくていい日とわかると「やったー!」って喜ぶくらい。無理矢理やらせたくはないので、「いややったらやめる?」と聞くのですが、本人が辞めたくない、というので続けさせています。
(鈴木さん)けどそれもいい経験!何かを続けるってすごく大事やと思う。うちはやりたいことが多すぎるんですが、ピアノだけはずっと通っています。やりたいこと全部やるんじゃなくて一つのことを一生懸命やってほしいなと思っています。
ーいわゆる「ママ友」とお茶したり、交流はありますか?
(川添さん)スイミングの教室で知り合ったご家族と仲良くさせてもらったりはしています。
(鈴木さん)そうながや!私は子ども繋がりというかは、元々仲良かった友人がお母さんになって仲良くしてもらってるパターンが多いです。
(中谷さん)私もあえて子ども繋がりで関係性を増やしたりせず、付き合いたいと思う人と付き合ってますね。
環境が変わっても、これからも変わらず。
ー川添さんと鈴木さんは今年、よさこいにも出られたということですね。
(川添さん)中学校の頃からコロナ禍でよさこいがなかった年以外はずっと出てきていて、今年は一人目が産まれて以来のよさこい開催でした。去年演舞を見た娘が「ママと一緒に踊りたい」と言ってくれていたので4歳娘と一緒に踊れるチームを選んで、やっと「子どもと一緒によさこい踊りたい!」という夢が叶いました!
(鈴木さん)私は県外にいた間は踊っていなかったので、かれこれ10年ぶりのよさこい。8歳の娘と一緒に出たんですが「先頭で踊りたい!」ってやる気満々で。(笑)
(川添さん)できんところがあって泣くがやけど、その後ちゃんと泣きやんで練習しよったよね。うちはよさこいって衣装を着て踊ることしか想像してなかったと思う。ずっと「今週は練習行ってくれるろうか?」って言ってました。(笑)
(鈴木さん)でも去年まゆ(川添さん)に誘われてなかったら絶対踊ってなかった。
(川添さん) やっぱり趣味はいるやんか、子どもがおっても!!また来年も、踊ろうね。
●約9年前の3人