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子育てインタビュー オーテピア高知図書館【小学生向けのおすすめ絵本紹介】

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今回はオーテピア高知図書館2階にあるこどもコーナー担当司書であるお二人に、おすすめの絵本・児童書や読み聞かせのコツなどについて、お話を伺いました。

児童書だけでなんと蔵書20万冊!

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こどもコーナーでは、赤ちゃん向け、幼児向けから小学生向けまで、あらゆる年代に沿った絵本・児童書が並んでいます。

日本の昔話から外国語の絵本などジャンルも様々。寝転がって本を読むこともできるおはなしのへやや、調べ物をしながら勉強ができるこども読書コーナーもあります。

 

▼おはなし会の様子

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毎週土曜日の午前中には、職員が読み聞かせなどを行う「おはなし会」を開催。

赤ちゃんのおはなし会では、わらべうたや手遊び、3歳~小学生向けのおはなし会では、ストーリーテリングやパネルシアターなども行っています。無料で気軽に参加してもらうことができます。



 

▶︎0〜3歳の赤ちゃんと保護者の方向け

「ぴった〜あかちゃんのおはなしかい〜」毎週土曜日10時〜10時20分
「ちいさいひとたちのための絵本とおはなしにであう会」第1水曜日10時30分〜11時

 

▶︎3歳〜小学生向け
「おはなしのじかん」毎週土曜日10時30分〜11時

 

※毎月1回、高知学園短期大学の学生ボランティアによるおはなし会を開催しています。その日は通常のおはなし会はお休みです。

 

※開催日時の変更・中止等があります。詳細は、オーテピア高知図書館ホームページのイベント情報をご確認ください。
https://otepia.kochi.jp/

自分の世界が広がってくると、身近な場所から冒険に出かけるようなストーリーがおすすめ!

◎小学校低学年向け本のおすすめ

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(写真左上から)
『だいくとおにろく』
再話:松居 直 画:赤羽 末吉 出版社:福音館書店
『番ねずみのヤカちゃん』
さく:リチャード・ウィルバー やく:松岡 享子 え:大社 玲子
出版社:福音館書店
『ダンプえんちょうやっつけた』
作:ふるた たるひ 画:たばた せいいち 出版社:童心社
『まいごになったおにんぎょう』
文:A.アーディゾーニ 絵:E.アーディゾーニ 訳:石井 桃子 出版社:岩波書店
『はじめてのキャンプ』
さく・え:林 明子 出版社:福音館書店

『ごきげんなすてご』
さく・え:いとう ひろし 出版社:徳間書店
『いやいやえん』
さく:中川 李枝子 え:大村 百合子 出版社:福音館書店
『大どろぼうホッツェンプロッツ』
作:オトフリート・プロイスラー 訳:中村 浩三 出版社:偕成社

 

小学生になると、自分で読みたい本を選べる年齢になってきます。今回は、文章が多すぎず読みやすいもの、また、イラストや挿絵が多く、飽きずに読めるものを中心に選びました。
『いやいやえん』は長く読み継がれるベストセラーで、読んだことのある方が多い一冊かもしれません。主人公のしげるくんは保育園に行くのが嫌ないやいや期の子どもですが、お話の最後では嫌がっていた保育園に「行く」と自ら決めます。お話が進むなかでしげるくんにどんな心の変化があったのか、気持ちに寄り添いながら子どもも読むことができるのではないでしょうか。

 

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『番ねずみのヤカちゃん』はひっそり静かに暮らすねずみの一家の末っ子ヤカちゃんの声がおっきいことでいろんなことが巻き起こるというストーリー。ワクワクできて面白いことはもちろん、ヤカちゃんのおっきい声のところの字が大きくなっていて、楽しく読み進められる工夫がされています。


◎小学校高学年向け本のおすすめ

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(写真左上から)
『丘の家のセーラ』
作:ルース・エルウィン・ハリス 訳:脇 明子 出版社:岩波書店
『封神演義 上 妖姫乱国の巻』
著:許 仲琳 編訳:渡辺 仙州 絵:佐竹 美保 出版社:偕成社
『黒いお姫さま ドイツの昔話』
採話:ヴィルヘルム・ブッシュ 編・訳:上田 真而子 絵:佐々木 マキ
出版社:福音館書店
『レモネードを作ろう』
作:ヴァージニア・ユウワー・ウルフ 訳:こだま ともこ 出版社:徳間書店
『アリーテ姫の冒険』
著:ダイアナ・コールス 絵:ロス・アスクィス
訳:グループ ウィメンズ・プレイス 監訳:横浜市男女共同参画推進協会
出版社:大月書店
『はじめてであうシートン動物記 1 オオカミ王ロボ』
原作:アーネスト・トムソン・シートン 文:前川 康男 出版社:フレーベル館
『モモ』
作:ミヒャエル・エンデ 訳:大島 かおり 出版社:岩波書店
『ツバメ号とアマゾン号 上』『ツバメ号とアマゾン号 下』
作:アーサー・ランサム 訳:神宮 輝夫 出版社:岩波書店

 

児童本の多くは主人公の年齢が子どもと近く、自分を投影しながら読み進めることができるようになっています。


そんな中でも、私たちのイチオシはやっぱり『モモ』。街の人が時間泥棒に時間を盗まれていることにモモが気付いて、一人で立ち向かっていくお話です。読んでいてハラハラドキドキするけれど、最後にはちゃんと解決して終わる、長く読み継がれている一冊です。

 

高学年向けの児童書は文章がしっかりと多くなってきて、シリーズもので続いていくものも増えてきます。『シートン動物記』などのノンフィクション、冒険もの、ファンタジーなど、高学年になると自分でどんな本を読みたいか選べるようになってくるので、今回はいろんな分野の本をご紹介しました。

 

▼0歳〜3歳児向けのおすすめ本紹介はこちらで紹介しています。

子育てインタビュー オーテピア高知図書館【0歳〜3歳児向けのおすすめ本紹介】

読み聞かせのコツ、それは・・・子どもも親も楽しむこと!

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読んであげる時、子どもに絵本を楽しんでほしい!興味を持ってほしい!という気持ちはあると思いますが、意識しすぎてデフォルメしたり、声色を変えて読むと、本よりも読んでる人の方に意識がいってしまうことも。

むしろ、純粋に親子で絵本を楽しむ時間が、いい記憶として残るのではないでしょうか。

本の世界が無限に広がるオーテピア。選書の相談もお気軽に!

こどもコーナーでは、25年以上長く読み継がれている絵本の常設展示をしています。

赤ちゃん向け、日本の絵本、外国語の絵本、はじめての読み物という4つのジャンルに分かれており、どのコーナーにも名作が揃っています。たくさんありすぎて迷ってしまう!という方の選書にも役立ててもらえたらと思います。

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また、司書にご相談いただけたら、興味が一人ひとり違うお子さんの好きなもの、いつも読んでいる本などをお伺いしながら絵本のご紹介もできます。


お気軽に声をかけていただき、知らなかった絵本の世界を広げていってもらえたら嬉しいです。

 

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子育て中の方へのメッセージ

字を覚えてほしい、本を通じて学んでほしいなど、いろいろと考えてしまいますが、まずは、とにかく子どもも親も一緒に楽しんでもらえたら。
親が子どもの時に好きだった本を読んであげて一緒に楽しんだ記憶が積み重なっていけば、きっと大人になって何か挫折することやしんどいことがあっても、撥ねのける力の源になると思います。

 

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オーテピア高知図書館

【開館時間】
火〜金 9:00〜20:00
土日祝日 9:00〜18:00(7・8月の土日は9:00〜20:00)


【休館日】
毎週月曜日(祝日の場合は開館)
毎月第3金曜日(8月及び祝日を除く)
8月11日(山の日)を含む4日間(資料特別整理期間)
年末年始(12月29日〜1月4日)


【住所・電話番号】
〒780-0842 高知市追手筋2-1-1
TEL088-823-4946 FAX088-823-9352

 

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