おはなしと遊びから交流を生む「基地」!高知のお城下(おまち)ベースのユニークな子育て支援
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お城下(おまち)ベース
地域みんなで、パパ・ママの子育てを応援!
高知県では、子育て中の保護者や子どもたちを温かく見守り、交流の場や学びの機会を提供する子育て団体が、地域に根ざした活動を行っています。
本記事では、そうした子育て団体の取組や思いをご紹介します。
今回は、「お城下ベース(おまちべーす)」を紹介します。
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高知市で10年以上にわたり、「子どもと遊び」を軸に活動を続けている子育て支援団体があります。それが「お城下ベース(おまちべーす)」です。かつては大橋通商店街を拠点としていましたが、現在は高知市入明町の「おうちスペース i」などで活動を展開しています。
代表の城下 美穂(しろした みほ)さん自身、30年以上にわたり「子どもと遊び」に関わってきた経験の持ち主です。今回は、城下さんに、遊びを通して親子の交流を生む活動内容や、団体が目指す地域の「基地」としての役割についてお話を伺いました。
Q&Aインタビュー:お城下ベース 代表・城下 美穂さん
Q1:お城下ベースの現在の主な活動内容と、活動の場について教えてください。
城下さん: お城下ベースは、長年「子どもと遊び」をテーマに活動を続けています。主な活動は、絵本の読み聞かせや手遊び、パネルシアターなどで構成する約30分のプログラム「おはなし会」です。これは月1回、平日に開催しています。
また、年に数回、「おもちゃの広場」さんとのコラボレーションや、身近な素材を使った「おもちゃづくり」の講座も行っています。
3年前に大橋通商店街から主な活動拠点を移し、現在は高知市入明町の「おうちスペース i」などを活用しています。「おうちスペース i」は駐車スペースもあり、車での来場が多い子育て世代にとってありがたい環境です。
※「おもちゃの広場」は、こうちあそびマルシェという子育て支援団体が実施する取組です。
Q2:「おはなし会」や「おもちゃづくり」の講座には、どのような親子が参加されていますか?
城下さん: 「おはなし会」は、3歳くらいまでのお子さんとお母さんにご参加いただいています。平日の午前中(毎月第3月曜日)という開催時間もあって、人数はそこまで多くありませんが、だからこそ親子でじっくりとプログラムに入り込めるという良さがあります。ハロウィンのおはなし会では、蛍光色のモチーフが動く不思議なパネルシアターに、皆さん引き込まれていましたね。
また、「おもちゃづくり」講座はお父さんの出番!として、パパの参加を促しています。小さい子でも遊べる、身近な素材を使ったおもちゃを用意していて、親子の共同作業の場となっています。「おもちゃの広場」とのコラボイベントも、準備は大変ですが、毎回大盛況で喜んでもらえています。
Q3:平日開催の「おはなし会」で、参加者の方に工夫されている点はありますか?
城下さん: 平日開催なので基本的にはお母さんが多いですが、祝日に重なることがたまにあります。その場合は、パパと一緒に来てもらう良い機会だと思っています。
プログラム自体は30分と短く設定しているのは、小さいお子さんの集中力を考えてのことです。短い時間で、絵本の世界や手遊びの楽しさに集中して触れることで、親子の時間がより豊かなものになることを目指しています。
Q4:長年にわたり活動を続ける中で、団体として目指している目的を教えてください。
城下さん: 私が30年以上「子どもと遊び」に関わってきて感じるのは、遊びの場、交流の場が、親子の心を育むということです。
お城下ベースは、特定の活動に特化するのではなく、多様な交流を生む「基地(ベース)」として存在し続けたいと考えています。子育ての専門家ではないけれど、私たちのように遊びを軸に活動している団体があることで、地域の親御さんが「ちょっと寄って行こうかな」「誰かに会えるかな」と思える場所でありたい。
そして、遊びを通じて、地域の子育て支援団体や、おもちゃの広場さんなど、様々な専門性を持つ人たちと繋がる役割も担っていきたいと思っています。
Q5:今後の展望や、子育て中のご家族へメッセージをお願いします。
城下さん: 子育ては楽しいことばかりではありませんが、遊びを通して生まれる子どもの笑顔は、親の大きな力になります。
お城下ベースのおはなし会や講座は、気軽にふらっと立ち寄れる場所です。「何か新しいことを試してみたい」「子どもと一緒に楽しめる場所を探している」という方は、ぜひ一度、私たちの「基地」を覗いてみてください。
親子の会話が弾むような、ちょっと不思議で面白い体験を準備して、お待ちしています。遊びから始まる温かい交流を、高知の地域で一緒に広げていきましょう!
「おはなし会」から「おもちゃづくり」までたくさんの交流が生まれているんだ!