「困った」のすきまを埋める!四万十市から広がる地域の子育て応援団「Cuddle family」
ホーム - 「困った」のすきまを埋める!四万十市から広がる地域の子育て応援団「Cuddle family」
Cuddle family(カドルファミリー)~やさしく寄り添う家族~
地域みんなで、パパ・ママの子育てを応援!
高知県では、子育て中の保護者や子どもたちを温かく見守り、交流の場や学びの機会を提供する子育て団体が、地域に根ざした活動を行っています。
本記事では、そうした子育て団体の取組や思いをご紹介します。
今回は、「Cuddle family(カドルファミリー)~やさしく寄り添う家族~」を紹介します。
★
「子育ては孤独じゃない」と心から感じられる場所が、地域にあるでしょうか。高知県四万十市を拠点に活動する子育て支援団体「Cuddle family(カドルファミリー)~やさしく寄り添う家族~」は、子育て中の家族が直面する「ちょっとした困りごと」の解消など、子育て家庭に寄り添った活動を行っています。
今回は、代表を務める伊與田 紗希(いよた さき)さん(小学生と年長さん、二人の女の子のお母さん)にインタビュー。子どもの遊び場運営から、パーソナルなサポート、そしてリピーターの多い人気講座まで、その多様な活動の裏側にある「地域の子育てを支えたい」という熱い思いを伺いました。
Q&Aインタビュー:Cuddle family 代表・伊與田 紗希さん
Q1:Cuddle familyの活動の柱となっている「子育てひろば とことこ」について教えてください。
伊與田さん:「とことこ」は、四万十市のアピアさつき1階にある屋内型の子どもの遊び場として、運営して今年で7年目になります。当初は8人のお母さんたちで立ち上げました。
ここは、いわば「屋内型の公園」です。遊具は市の補助金や市民の方々からの「おさがり」などを活用し、いろんな支援を受けながら運営しています。私たちが特にこだわっているのは、「利用無料」ということです。経済的な理由に関わらず、誰でも平等に安心して使ってほしいという思いがあるからです。現在は、次世代の育成や運営の引き継ぎを進めています。
Q2:「とことこ」から派生した、もう一つの活動「家族サポート にこにこ」とは何ですか?
伊與田さん: 「にこにこ」は、「とことこ」から生まれた、産前産後の「なんでも屋さん」のようなサービスです。子育て世代の細やかなニーズに応えるため、育児のお手伝い、家事代行、ベビー・キッズシッターなど、かなり柔軟な内容でサポートしています。1時間1,000円で利用可能です。
例えば、「上の子の送迎だけお願いしたい」「産後で体がつらいから、掃除と下の子のお世話を少し」など、ご家庭の状況に合わせたオーダーメイドの支援を提供しています。
Q3:現在、特に力を入れている講座「からだの話」について教えてください。
伊與田さん: コロナ禍が明けて、子育て世代のニーズに応える形で開講したのが「からだの話」講座です。つい先日も、大人と子どもそれぞれ10名ずつほど、男女比も同じくらいでご参加いただきました。
私たちは大人数でやるのではなく、こぢんまりとした人数での開催にこだわっています。その方が、参加者の方が質問しやすく、アットホームな雰囲気で話が入っていきやすいからです。リピーターの方も多く、「少人数でじっくり聞けるのが良い」という声をいただいています。今後もこの「からだの話」講座は、継続して開講していきたいと考えています。
Q4:Cuddle familyの活動を通して、最終的に達成したい活動目的は何ですか?
伊與田さん: 「子育てで困った」のすきまを埋めたい、これが私たちの活動のねっこにあります。
例えば、地域子育て支援センターが休みの間や、複数の子どもを育てているお母さんが、どうしても手が回らないとき。私たちのような民間の柔軟なサポートがあることで、お母さんたちがホッとできる瞬間を増やしたいんです。
特に、私たち自身も子育てを経験しているからこそ、「誰にも頼れない」「ちょっとした手伝いが欲しい」という、親御さんの心細さに寄り添っていきたいと思っています。
Q5:最後に、子育て中のご家族へPRしたいことやメッセージをお願いします。
伊與田さん: Cuddle familyでは、月に1回、「ホッとわらおう」という集いの場を子育てひろば「とことこ」で開催しています。これは、子育て中のご家族が安心して笑える、文字通り「ホッと一息つける」場所を提供しようというものです。
助産師さんも常駐し、お子さんを見守りますので、息抜きにお買い物に行ってきてもOKです。ベビースケールも設置しているので、気軽に赤ちゃんの体重チェックなどもできます。
「ホッとわらおう」は、大人だけの参加も大歓迎です!子育ての疲れを癒やし、誰かと話してリフレッシュしたい方は、ぜひお気軽にお越しください。私たちは、子育て中の家族が安心して笑える四万十市を目指して、これからも活動を続けていきます。
子育て家庭を支えたい気持ちが伝わってきたんだ!