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プレコン(プレコンセプションケア)とは...

「若い時から、将来を見すえて、日々の生活や健康に向き合う」こと。


自分のからだとこころに向き合い、必要なケアを続けることは、未来のあなたの選択肢を広げてくれます。


それは、将来のあなたの生活や、これから生まれてくるこどもの健康にも繋がっていくんです。

※出典:国立成育医療研究センター プレコンノート


今の自分を大切にして、将来子どもを望むかどうかに関わらず、なによりあなたのためにこれからできることを少しずつ始めてみませんか?

MYSELF
自分を知るプレコン!

心もからだも、それぞれで違うことが当たり前。 まずは自分を知ることから、プレコンを始めてみませんか。

未来の自分をデザインしてみよう
長く幸せに生きるには、やっぱり健康がいちばん大事。これからの長い人生を思い描きながら、「20代のときは・・・」「30代のときは・・・」と、未来の自分の健康を気づかって、健康管理を行うことを、「ライフコース・ヘルスケア」といいます。

プレコンアクション!

  • 自分らしく生きるための健康づくりを始めよう
「健康」は、からだの健康だけでなく、「心の安定」や「人とのつながり」など、広い意味での「健康」のこと。
自分自身のからだの状態と、将来の健康リスクを知ったうえで、「人生、こんなふうに生きていきたいな」と未来の自分をデザインしてみることは、プレコンセプションケアの大事な第一歩です。
女性が気をつける病気
男性が気をつける病気
適正体重って、ひと、それぞれ!
自分の「適正体重」は知っていますか?
痩せすぎは、栄養不足のサインで、貧血で倒れたり、将来の骨粗鬆症の原因になったりします。逆に太りすぎは、将来、「糖尿病」や「高血圧」など様々な病気のリスクが高くなります。自分の「適正体重」を維持することがとても重要です。

プレコンアクション!

  • BMIを計算して「適正体重」を知ろう
  • 自分の「適正体重」を維持しよう!
BMIの計算と判定
痩せ、普通、肥満の体型イメージ
まずは、自分の「ちょうどよい体重(適正体重)」を知るためにも、BMIを計算してみましょう。
基礎体温を測ってみよう
「基礎体温」は、生命維持に必要な最小限のエネルギーしか使っていない、心身ともに安静にしている時の体温のこと。
女性のからだは、ホルモンの影響で、周期的に基礎体温が変化します。

プレコンアクション!

  • 毎朝、起きてすぐの「基礎体温」を記録していこう
5時間以上の睡眠後に目が覚めたら、寝たままの状態で、舌の裏側の付け根の温度を婦人体温計(一般の体温計とは違って0.01℃単位で測ります)で測ってみましょう。
基礎体温を測ってみよう
女性は、基礎体温を記録していくことで、次の月経予定日や妊娠しやすい時期など、自分のからだのサイクルが見えてきます。サイクルが乱れていると、それはからだの不調や妊娠の可能性があります。

まずは一ヶ月続けて、自分のからだの声に目を耳をすませてみて。
ドクターのひとこと
婦人体温計には、予測値を測る「予測式」と実測値を測る「実測式」があります。可能であれば、実測値を測ってみましょう。
「心の不調」とつきあうには?
なんだか落ち込む日、イライラする日。そんな「心の不調」は、誰にでもあるもの。
大事なのは、自分に合ったストレス解消法を見つけておくことなんです。

プレコンアクション!

  • 自分のストレス解消法を見つけよう!
たとえば、音楽を聴く、散歩をする、友だちに話す、マンガを読む、深呼吸する。
―どれも立派なストレスの解消法。自分らしさを感じられるひとときを、自分にあげてくださいね。

無理にがんばりすぎず、自分に優しくすることも、未来の自分の健康にもつながります。
大切な「自分らしさ」
性のあり方は多様です。例えば、「からだの性」と「こころの性」が一致しない人もいます。また、人の恋愛や性愛の対象は様々で、異性愛の人、同性愛の人、両性愛の人などがいます。

こうした性的指向や性自認をまとめて、SOGI(ソジ)と言います。
他者の様々な「ちがい」を「個性」として考え、SOGIのありのままの姿を理解し、お互いに認め合いましょう。
ただ、自分らしさを認めて、大切にすること。それはあなたの心と身体を守ることにつながります。

プレコンアクション!

  • 性自認や性的指向は人それぞれ!
  • 自分の性を大事にし、「個性」として認め合おう
もし、自分の性や、人から相談されて悩んでいる方は、 一人で抱え込まず、信頼できる人や、相談窓口に相談してみましょう。
○性的マイノリティに関する相談
電話:088-873-0022 月~土(祝日・年末年始は休み)13:00~18:30
電話:0120-56-2416 毎月第4土曜日 13:30~16:30

LIVING
生活を整えるプレコン!

栄養バランス、運動、そして睡眠をしっかりとろう。コツコツ続けていくことで、生活が整っていきます。

食事はしっかり!バランスよく!
食事をするイラスト
忙しくて、ちゃんと食事をとっていなかったり、好きなものばかり食べていませんか?
あなたのからだをつくるもの、心を元気にするもの。それは毎日の食事です。
食事は、主食(ごはん・パン)、主菜(肉・魚・卵・大豆)、副菜(野菜・海藻・きのこ)、乳製品、果物をバランスよく摂ることが大事です。

プレコンアクション!

  • 毎日、3食しっかり食べよう!
  • 妊娠を考えている場合は、葉酸を摂ろう
栄養が不足すると、貧血や肌荒れ、骨密度の低下などを引き起こします。女性の痩せは、月経不順につながり、将来不妊の原因になることも。
バランスの良い食事を食べる習慣が、未来の自分のからだと心をつくっていきます。

妊娠を考えている女性は、葉酸の摂取も忘れずに。妊娠前から妊娠初期にかけて、葉酸というビタミンをしっかり摂ることで、赤ちゃんの神経管閉鎖障害の予防につながります。
ドクターのひとこと
妊娠を考えたときは、葉酸サプリメントの摂取を検討するのも良いかもしれません。
1週間で150分、運動してみよう
運動をするイラスト
プレコンセプショケアでは、1週間に150分程度の運動をすることが推奨されています。ということは・・・

プレコンアクション!

  • 1日20分の運動時間をつくってみよう!
  • 軽い筋トレで代謝アップも
たとえば、朝少し早く起きてストレッチをする。気分転換にヨガや体操をする。週に数回、軽い筋トレをする。または、エレベーターの代わりに階段を使うなど、日常生活の中でちょっとした工夫により運動を取り入れることもよいかもしれません。
運動の習慣は、適正体重の維持をはじめ、血流が良くなり、筋肉量が増えて代謝が高まるなど、からだにも心にも良いことだらけ!
自分にあった運動の方法で、実践してみましょう。
1日、6~9時間は眠ろう
仕事や趣味と忙しい生活を送っていると、睡眠時間が不足しがち・・・
睡眠は健康の土台そのもの。睡眠不足が続くと、からだがダルい、やる気がでないと、勉強や仕事の効率が下がってしまうだけでなく、肥満や、高血圧の発症リスクも高くなってしまいます。

プレコンアクション!

  • 1日6~9時間、しっかり眠ろう
  • 同じ時間に寝て、同じ時間に起きてみよう
睡眠で、脳やからだをしっかりと休めることで、疲労やストレスから回復させることができます。そのためには、1日6~9時間、しっかりと睡眠時間をとることが必要なんです。
夜ふかしやスマホの見すぎにもご注意を。ベッドの周りには何も持ち込まないなど、眠る環境をととのえることも、ぐっすり眠るコツですよ。
ドクターのひとこと
寝室はなるべく暗く、心地よい温度にするなど、就寝前の環境を見直してみるのもよいかもしれません。
ホントに知ってる?タバコとお酒の影響
20歳になったら、接する機会の多いタバコとお酒。ですが、どちらも未来の自分の健康に、大きな影響を与えることがわかっています。

プレコンアクション!

  • たばこは「吸わない」「近づかない」
  • 妊娠している可能性があるなら、禁酒しよう
タバコは、がんや心臓病など命に関わる病気の原因になります。そして、将来子どもを望むなら、男女ともに不妊のリスクが高まることも見逃せません。
妊娠中は、「他人の煙(受動喫煙)」にも注意したほうがよいでしょう。流産や早産、赤ちゃんの低体重を引き起こす可能性があり、赤ちゃんが生まれた後も乳幼児突然死症候群のリスクになるなど、多くの影響があります。

お酒は「少しなら平気」と思いがちですが、アルコールは胎盤を通過して赤ちゃんにも影響するので、妊娠している可能性があるなら禁酒しましょう。
いまから少しずつタバコやお酒の影響を知って、見直していくことが、未来の自分を守る第一歩になります。
ドクターのひとこと
妊娠中は、受動喫煙を避けるために、同居の家族にも協力をしてもらうことが大切です。
健康管理に気を配ろう
健康診断(健診・検診)は、未来の自分のために受けておきたい、定期的なチェックポイントです。
がんは、20代から徐々に増加していきます。
「まだ若いから大丈夫」と思わず、健診(検診)に行って、自分の健康状態を把握しましょう。命に関わる病気の早期発見や、予防につながります。
特に、性交渉の経験のある女性は、20歳になったら子宮頸(けい)がん検診に行きましょう。HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の接種と組み合わせることで、がんをさらに予防できます!
「乳がん」は自分でできるチェック方法もあります。月に1回、お風呂の時などに触れて確認するだけで、変化に気づけることがあるので、習慣にしてみてください。

〈持病があって妊娠を考えている方へ〉
高血圧や糖尿病、喘息などの持病がある方が妊娠をすると病気が悪化することがあります。妊娠が持病に与える影響について妊娠前から理解し、あらかじめ主治医や産婦人科医と相談することでリスクを減らしましょう。

プレコンアクション!

  • 年に1回は健康診断を受けよう
  • 女性は20歳から、男性は40歳からがん検診に行こう
普段の健康管理に気を配ることが、あなた自身を守ります。
ドクターのひとこと
妊娠中のお口のトラブルは、早産や赤ちゃんの低体重との関連が言われています。普段から定期的な歯科受診をして、お口のトラブルを最小限にとどめましょう。
PARTNER
パートナーとのプレコン!

自分たちの子どもを望むかどうかを考えたい、パートナーとの将来を考えるために、相手の健康やからだのことを理解しよう。

子どもを望むかどうかについての話をしよう
話し合いをするイラスト
将来、結婚するのか、しないのか、子どもを望むのか、望まないのか、そして、いつにするのか・・・それは、それぞれの自由。でも、今から少しずつでも考えて、将来のことをパートナーと折りに触れて話し合うことは、とても大事なことです。
妊娠・出産には、医学的に「適した時期」があります。男性・女性とも、年齢とともに妊娠するための力は低下していきます。
〈女性〉
女性のからだの中にある卵子は、生まれたときから「数」が決まっていて、年齢とともに数が減少し、質も低下します。
また、年齢が高くなると、妊娠しづらくなるだけでなく、妊娠中に母体の血圧や血糖値が上がったり、そのために赤ちゃんが予定より早く生まれるなど、リスクが増えることがわかっています。
女性の年齢と卵子の数
〈男性〉
年齢が高くなると、精子の質は少しずつ下がり、妊娠が難しくなったり、赤ちゃんが予定よりも早く生まれてしまうなど赤ちゃんの健康にも影響を与えてしまいます。

プレコンアクション!

  • 将来のライフプランを考えてみよう
  • 妊娠・出産には医学的に適した時期があることを知っておこう
「まだまだ先のこと」と思うかもしれませんが、今のうちに考えておくことが、未来の選択肢を増やすことになります。
あなたにも赤ちゃんにも悪影響!
タバコ(電子タバコを含む)やお酒、睡眠不足や偏った食事、運動不足・・・。それらは自分の健康を損なうだけでなく、将来生まれてくる赤ちゃんにも悪い影響を与えてしまうかもしれません・・・。

プレコンアクション!

  • 毎日の生活習慣を見直そう
  • タバコ(電子タバコは含む)はやめましょう!お酒はほどほどに
「妊娠を考えた時に、生活習慣を見直したらいいや」と思いがち。でも実は、妊娠前からの生活習慣が、将来生まれてくる赤ちゃんに影響を与える可能性があります。
お母さんが極端に痩せていると、赤ちゃんがお腹の中で大きく育たないだけでなく、赤ちゃんが大人になってからの病気にも関係することがあります。また、持病があるにも関わらずしっかりと治療ができていない場合は、妊娠経過や赤ちゃんに悪影響を与えることがあります。
将来の赤ちゃんの健康は、あなたの妊娠前からの生活習慣が関係します。妊娠前からからだを整えておくことが、安心して赤ちゃんを迎える準備になるのです。
ドクターのひとこと
お母さんの生活習慣や食習慣は、生まれた後の子どもにも伝わるという点でも、妊娠前から生活習慣を見直すことが大事です。
妊娠を考えている場合は、赤ちゃんへの影響を考慮して、飲酒は控えましょう。
自分や家族を守るために、風しん予防!
妊娠初期の女性が風しんに感染すると、生まれてくる赤ちゃんにも感染し、赤ちゃんが心臓の病気や白内障、難聴などになるリスクが高まります。
風しんに対する免疫力は、抗体検査(血液検査)で確認することができます。風しんは予防接種で予防できますが、子どもの頃に予防接種を受けていても、年齢とともに免疫力が下がって風しんにかかることがあります。妊娠前に今の自分の免疫力(抗体価)を検査しておきましょう。また、周りの家族も抗体価を検査し、パートナーやお腹の中の赤ちゃんを守りましょう。
抗体価が十分でない場合は、予防接種を受けることをお勧めします。

プレコンアクション!

  • 風しん抗体検査を受けてみよう
  • 抗体価が低い時は、予防接種を受けよう
近年、増えている不妊と不妊治療
「不妊症」とは、健康な男女が妊娠を望んで、避妊をせずに1年間性生活を続けても、妊娠しない状態のことです。
夫婦の約4.4組に1組が、不妊の検査や治療を受けたことがあるとされており、不妊や不妊治療は決して珍しいことではありません。

プレコンアクション!

  • 「不妊症」の定義を知っておこう
  • 不妊治療が特別なことではないと知ろう
不妊の原因は様々で、不妊治療には色々な方法があります。
「なかなか子どもが授からないな・・・」と思った時は、早めに専門機関に相談することや、ブライダルチェックをして結婚前に健康チェックや感染症の有無を検査しておくことも一つの方法です。
不妊治療は、頻繁な通院が必要になったり、排卵周期に合わせて通院する必要があり、治療と仕事を両立することが難しいこともあります。周囲の人が不妊治療について理解しておくことがとても大切です。
また、治療は身体的な負担だけでなく、いつ治療が終わるかわからないなど精神的に負担になることもあります。
あなたの未来の選択肢を広げるためにも、まずは知識を持っておきましょう。
TEENAGER
10代からのプレコン!

思春期を迎え、からだや心が大きく変化する10代。自分の変化を知り、将来どんな自分でいたいかを思い描いてみましょう。

思春期ってナニ? 男女のちがいとは?
思春期(中学生からおおむね18歳)になると、男性では男性ホルモン(テストステロン)、女性では女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)が働き、大人のからだへと変化していきます。
それによって、男性では「勃起や射精」、女性では「月経」が始まり、妊娠や出産に向けたからだづくりが始まります。
女性は、ホルモンの影響で、月経前になるとイライラしたり、落ち込んだりする人(月経前症候群)や、月経時に強い月経痛を感じる人もいます。

プレコンアクション!

  • 思春期からの男性・女性のからだの変化を知ろう
  • 月経や射精のことで不安がある時は、専門機関に相談しよう
〈相談先〉
①電話相談、面接相談
②医療機関
 ▷婦人科に受診が必要な月経の症状
  ・15歳を過ぎても初経(初めての月経)がこない
  ・月経が3か月以上止まっている
  ・次の月経までに出血が時々あったり、出血が続いている
  ・月経に伴う症状により日常生活に支障をきたすほど辛い
 ▷泌尿器科に受診が必要な症状
  ・15歳を過ぎても声変わりがない、陰毛が生えてこないことに加えて、陰茎や精巣が小さい 等
ドクターのひとこと
相談先の一つとして、ユースクリニックもあります。
※ユースクリニック・・・若い世代が、医師や助産師等の専門家に性の悩みを相談できる場所です。
自分と相手を守る「避妊法」
精通(射精)を迎えた男性と、月経(生理)を迎えた女性が性交渉を持つと、年齢に関わらず妊娠することがあります。あまり深く考えず、性交渉を持ってしまった・・・その行動が、自分や相手の健康や人生に大きな影響を与えてしまうかもしれません。
性交渉によってかかる病気もあるため、「避妊法」を知っておきましょう。
避妊法として、「コンドーム」や「ピル」などがありますが、それぞれの特徴があります。詳しくは、下記のホームページ(スマート保健相談室)を参考にしてみてください。
もし、望まない妊娠をして、やむを得ず人工妊娠中絶を選択した場合、女性のからだと心に大きな負担がかかります。男女とも責任を持った行動をとりましょう。

プレコンアクション!

  • 自分と相手を大切に、避妊法を知ろう
ドクターのひとこと
性被害にあったり、どうしても子どもを産むことができない状態のときの妊娠を避ける手段として、緊急避妊薬(通称:アフターピル)という方法があります。性交渉後、72時間以内に(早ければ早いほど効果が高いです。)産婦人科を受診してホルモン剤(飲み薬)を処方してもらいます。
※ただし、緊急避妊薬の効果は100%ではありませんので、使用しても妊娠する場合があります。
妊娠したかも、と不安で悩んでいる方への相談窓口
0120-620-331(無料) 8:30~20:00受付
「性感染症」を防ぐために
性感染症(せいかんせんしょう)とは、性的接触によってうつる感染症のことです。
梅毒、性器クラミジア、淋菌(りんきん)、尖圭コンジローマ、性器ヘルペス、HIVなど、様々な性感染症があり、感染しても、無症状で、感染したことに気づかないまま、他の人にうつしてしまう可能性もあります。
性行為時にコンドームを使うことで、性感染症のリスクを低くすることができます。
感染したまま放置しておくと、将来不妊の原因になることがあるため、気になることがあれば、検査を受けたり、婦人科または泌尿器科を受診しましょう。

プレコンアクション!

  • 性行為をするときはコンドームを使用して、感染を防ごう
  • 不安を感じたら早めに検査を受けよう
正しく知ろう!HPVワクチン
子宮頸(けい)がんは、子宮の入口付近にできるがんです。子宮頸がんにかかると、がんの治療で子宮をなくし、妊娠ができなくなってしまうこともあります。
子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因と考えられており、HPVは性交渉の経験がある女性の半数以上が、生涯で一度は感染するといわれている一般的なウイルスです。
子宮頸がんは、「HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)」を接種することで大部分を予防することができます!
日本では、小学校6年生から高校1年生相当の女性であれば、無料で受けることができます。

プレコンアクション!

  • 子宮頸がんのほとんどはワクチンで予防できることを知ろう
  • 保護者と一緒に接種について考えよう
HPVワクチンについて、正しく知って、接種について家族で話してみましょう。
将来の自分を守るための大切な選択です。
子宮頸がんはどこにできるの?
LIFEPLAN
人生設計のプレコン!

未来の自分を思い描きながら、健康や年齢、家族との暮らしをふまえて人生をデザインしてみませんか。

いつか親になりたいと考えているあなたへ
考えるイラスト
もし、あなたが、いつか親になりたいと思ったら、知っておいてほしいことがあります。
妊娠・出産には、医学的に適した時期があるといわれています。

【女性】
極端な痩せや、太りすぎ、喫煙の習慣などは、不妊の原因になったり、妊娠中の経過や赤ちゃんにも悪影響を及ぼしたりするので、今から将来を見据えて行動することがとても大切です。

また、月経不順などをそのままにしておくと、将来不妊のリスクを高めることがあります。
▷婦人科に受診が必要な月経の症状
 ・妊娠以外で3か月以上月経がない(無月経、月経不順)
 ・月経に伴う症状により日常生活に支障をきたすほど辛い(月経困難症)
 ・月経時以外で子宮から出血がある(不正出血)

【男性】
睡眠不足や、肥満、喫煙の習慣、長時間のサウナなどは、精子の質を下げる原因になることがあります。また、誤ったマスターベーションの方法も男性不妊の原因になることも。

プレコンアクション!

  • 妊娠・出産には医学的に適した時期があることを知っておこう
  • 将来を見据えて、日頃の生活習慣を見直したり、少しずつ行動してみよう
今から将来を見据えて行動することは、とても大事なことです。
これらのことを考慮して、自分の人生を考えてみてくださいね。
ドクターのひとこと
「今から将来を見据えて行動すること」。具体的には・・・
・運動習慣をつける
・食生活を見直す
・定期的に健診・検診(歯科健診も含む)を受ける
・風しんやHPVワクチンを接種する
などがあります。できることから行動してみましょう。
「私らしい人生」をえがいてみよう
どのような仕事をするのか、結婚をするのか、子どもを望むのか、どうやって生きていくのか、それはあなたの自由。一番大事なことは、自分で納得して、選ぶこと。

結婚するなら、何歳ぐらいで結婚したいのか、子どもが生まれてからの育児、仕事、自分のキャリア、親の介護・・・人生にはたくさんの転機があるので、これらを踏まえて、あなたの理想の人生をデザインしてみてください。
あなたの年齢と照らし合わせると、より具体的にイメージできるかもしれません。

プレコンアクション!

  • 自分のライフプランをデザインしてみよう
  • ライフプランの実現のために今からできることを考えてみよう
ひとつひとつの選択に後悔しないために、自分の気持ちに向き合ってみて。
相談窓口

プレコンセプションケアに関する相談

妊娠や出産に関する健康管理全般の相談(月経、パートナーとの妊活、性感染症など)
電話相談:毎月第2水曜日 9:00~12:00 電話:088-837-3671

思春期相談センター(PRINK:プリンク)

電話相談
①思春期の性に関する相談(月経、からだ、男女交際、避妊、性感染症、妊娠の不安など)
電話:088-873-0022
相談できる曜日と時間:月曜日~土曜日(祝日・年末年始は休み)13:00~18:30
②妊娠の不安や女性の身体に関する相談(月経不順、月経痛などの女性特有の悩みなど)
電話:088-824-1221
相談できる曜日と時間:月曜日~金曜日(祝日・年末年始は休み)13:00~18:30

※面接相談も実施しています。ご希望のある方は、ご連絡ください。
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